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バックハンドクロス、ネット上では中央やや右付近を通過しています。
(錦織選手、IPTL2015神戸にて)

スクリーンショット 2016 01 29 11 09 51

ターゲット(照準)の場所

ボーリングのコツ

小さいころ、家族でボーリングをしたことがあります。

同じように投げているつもりでも、なかなか安定しません。

「投げたら最後、行き先はボールに聞いて」状態だったのです。

上手くいくときもあれば、下手をすることもある、
そんなゲームなんだと思っていました。

しかし、あるとき友人に教えてもらったのが

「目の前にある目印のどこを通すかを意識する」ということ。

そこを意識すると、一種の法則と言いますか、
「ここを通せばあそこにいく」みたいなものが見えて、
端っこに立っているピンもそれなりに倒すことが
できるようになりました。

なるほど、こうして狙いを定めるのか、と。

たしかに10メートル以上先のピンを狙うよりも、
手前の目印のどこを通すかの方が簡単ですよね。

ちなみに、あのボーリングのレーンにある目印は
スパットというそうです。

ターゲットを手前にする

昔、江夏投手は、自分の1メートル先に照準器があったそうです。

1メートル先のここを通せば、ホームベースのどのあたりを
通るかが明確に見えていたそうです。

遠くを見るのではなく、ターゲットを近くに持つのが大切です。

テニスでも、同じことが言えます。

次のようなイメージだと、安定感がでません。

・深いボールでラリーしようというときに、

スクリーンショット 2016 01 29 10 33 38

・ショートアングルで相手を追い出そうというときに、

スクリーンショット 2016 01 29 10 35 19

ボールを落とす場所ばかりに気がいくとなかなか上手くいきません。

ターゲットが遠すぎます。

もっと近くにターゲットを持ってきます。

わかりやすいのが、“ネットの上のどこを通すか”です。

・深いボールでラリーをしようというときには、

スクリーンショット 2016 01 29 10 37 39

(ネットの上)中央やや右あたりを通すイメージです。

・ショートアングルで相手を追い出そうというときには、

スクリーンショット 2016 01 29 10 37 45

(ネットの上)中央やや左あたりを通すイメージです。

ターゲットは近い方が調整がしやすいです。

相手コートで1メートル右に修正するよりも、
ネット上で50㎝右に修正する方が簡単です。

あとは、自分の打つボールのスピードと回転量で
ネットのどのあたりを通すかの自分だけの照準が
できあがってきます。

実は会社経営にも共通します

たとえば当期の年間利益目標を1,200万円と設定します。

毎月100万円の利益を計上することで達成できますね。

では、1ヶ月に100万円の利益を稼ぐためにどれくらいの売上が必要か、
それは事業内容によって大きく異なります。

売上に占める原価の割合、その活動を支える固定費のスケール、
こういったものを考慮しながら探っていきます。

たとえば、、、
固定費(売上の多寡に関わらず一定の経費)が毎月200万円、
原価率(売上に対する原価の割合)が35%だとします。

400万円の売上があったとすると、原価は140万円です。
原価を引くと260万円が手元に残ります。
200万円の固定費を支払うと、60万円しか残りませんね。

これでは計画は達成できません。

では、500万円の売上だとどうでしょう?

500万円の売上であれば、原価は175万円です。
原価を引くと、325万円が手元に残ります。
そこから200万円の固定費を支払うと、
125万円が残ることになります。

どうやら、400万円では達成できず、
500万円なら計画を大きくを上回ります。

では、目標達成売上をピンポイントで計算しましょう。

算式はこうなります。

(目標利益+固定費)÷(1-原価率)=目標売上

約461.5万円の売上で、1ヶ月の利益が100万円となり、
1年間の利益が1,200万円になることがわかります。

<今年の目標>
年間利益:1,200万円

よりも、

<今月の目標>
月利益:100万円

の方が、イメージしやすいですし、

それよりも、

<今月の目標>
ひと月の売上:461.5万円

とした方が、もっとイメージしやすいですよね。

そして、このラインを目安にして、
年間利益目標の達成度合いを測ることができますし、
現状で足りているのか、不足しているのか、も
瞬時に判断することができます。

これを可能にするのが、経営計画です。

まず、ラフデザインとしての計画を作ります。

現実には、上に振れたり、下に振れたり、、、
思ったとおりの進むことはほとんどないでしょう。

経営計画が活きてくるのは、計画策定時ももちろんですが、
その後の経過観察において、より威力を発揮します。

当初の数字を基準にズレを把握することで、
目標数値へのズレを感覚的に素早く察知し、
対処をすることができます。

経営において怖いのは、ズレることではなく、
ズレていることに気づかないこと、です。

ズレる、とは、ある標準があって初めて認識できます。

経営計画を作るメリットの一つは、この標準を持てることです。

経営者は、その脇に常に経営のものさしとも言える
経営計画を持っておきましょう。

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【編集後記】
昨日まで、少しバタバタとした生活でした。
17時以降税理士業務禁止というマイルールも
守れない日が続き、反省です。
来年のこの時期も同じような状況が予想されるため、
年末からの業務手順の改善をこの週末に考えます。

【昨日の一日一新】
クスム
葡萄屋

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。