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まずはそこから逃げだそう。

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違和感があれば「逃げる」

「逃げる」というと
ネガティブなイメージが
つきまといます。

しかし、集団の作り出す
“普通の流れ”に思考なしに
身を任せることなく
そこから「逃げる」ことは
自己防衛の観点からも
自己肯定の観点からも
とても大切です。

高校受験や大学受験で少し
ランクを落としたことも、
最大限のチャレンジを良しとする
学校のノリから逃げたものです。

大学1年で会計学基礎論の
単位を落として留年が決まり
4年で卒業できなくなった中で
一足先に就職活動を始める
同級生を見ながら、
「なんかちがう」と思って
資格取得に舵を切ったことも
ある意味で普通の流れから
「逃げた」判断でした。

その結果がどうなのか、
周囲が私の今をどう思って
いるかはわかりませんが、
わたし自身はいい人生を
送れていると思っています。

逆に、あのとき
「逃げ」なかったら
どうなっていたのか、
こわい部分があります。

だからこそ、「逃げる」ことは
決してわるいことではなく、
「そうでない方を選択」する
だけだと思っています。

逃げる場所を持つ

いい人生だと言いつつ、
今もときおり逃げています。

そして、逃げる場所を
作っています。

仕事に行き詰まったとき、
プライベートで悶々とするとき、
わたしはテニスと写真に逃げます。

テニスも写真を撮ることも、
逃げるために始めたわけでは
決してありませんが、
楽しい活動であるが故に
逃げ込み場にもなっています。

テニスに打ち込むことで、
美しい風景を撮りにいくことで、
苦しい心が少しだけ解放されます。

この、ほんの少しの解放を
とても大切にしています。

テニスしたり、写真を撮ることで
なにか具体的に解決するかといえば
そんなことはありません。

しかし、気は紛れます。

そして、目の前の困難に
立ち向かうために、
態勢を整えることができます。

もしテニスや写真がなければ、
息苦しい雰囲気を引きずって
過ごすことになるかもしれません。

それよりは、あえていったん
逃げることでリフレッシュし、
冷静さを取り戻すことが
重大インシデントに繋がらない
秘訣だと考えています。

フリーランスこそ逃げる

会社組織が守ってくれず
すべて自分で対処する立場になる
フリーランスの方々こそ、
「逃げる」ことをおそれずに
活用してほしいと思っています。

残念ながら、現代社会では
自ら死を選択する方が
少なくありません。

もちろん、彼ら彼女らの気持ちは
私にはわかりません。

しかし、強すぎる責任感だったり、
高すぎるプライドだったりで
精神的に追い詰められての悲劇が
かなりあると聞きました。

なので、いつも思います。

「まず逃げようよ」と。

命を絶たれる以上の悲劇は
この世に存在しません。

たとえ逃げたとしても
自分が思っているほど
周囲は気にしません。

そして、なんとかなります。

こわいのは逃げずに立ち向かって
冷静さを失うこと。

勇敢と蛮勇はちがいます。

なんとなく追い詰められる前に、
自分で追い詰めてしまう前に、
いったん「逃げる」ことで
冷静に立ち向かいましょう。

逃げることは恥ではないし、
役に立ちます。

なんでもかんでも逃げてたら
さすがにダメだし、
バランスが難しいんですけどね。

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【編集後記】

今夜はお客様の新店に
招待していただきました。
対馬の海の幸を存分に
堪能してきます。

【昨日の一日一新】

カレー企画立ち上げ

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。