自然を汚すM氏。だから行っとけって言ったのに・・・。

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覆水盆に返らず

「あのとき、こうしといたらよかったな〜」

とか

「あのとき、なんでこんなことしたんやろ〜」

こうした経験ってきっと多くの人が

してきていることでしょう。

 

かくいうわたしも、こうした経験の連続です。

 

データ入力のときに省略しすぎたり、

Excelでレポートを作成していて

数式をきちんと入れておかなかったり、

テニスで弱点を認識しつつも

対策をせずに試合に出てミスしたり、

家族によけいな一言を発したり、、、

最初に少し考えれば防げたはずなのに

それを怠ったばかりに悲劇的な結末を

迎えることもあります。

 

しかしそれはあとの祭り、

覆水盆に返らず。

It is no use crying over spilt milk.

です。


 

経理の現場にて

こうしたことが笑い話にならないのが

会社のデータ入力の場面での判断。

 

社長「先生、こないだの旅行って経費になりますか?」

税理士「いや、あれは家族旅行ですよね。ダメですよ」

社長「いやでも、研修旅行ってゆったらバレへんのとちゃいます?」

税理士「いや、バレますし、バレなかったらいいっていうことでもないです」

社長「も〜、カタいこと言わんと入れといて。言われたら責任取るし」

 

きっとこうした会話は少なくないでしょう。

 

そうして数年が経過したあとに

突然やってくるのが税務調査です。

 

そこで「研修旅行」がやり玉に挙がります。

 

税務署員「この研修旅行って誰が行かれましたか?」

税務署員「研修の目的や訪問先、行程などを教えてください」

税務署員「旅行会社に確認したところ、大人2人、小人2人、ですね」

税務署員「娘さんがTwitterでその日に呟かれていますね、研修先のハワイから」

 

まぁ、こんな感じで見事にバレてしまいます。

 

この旅行代金50万円については、

代表者への賞与として、会社の法人税他で課税。

同じく賞与として、代表者の所得税でも課税。

その他、延滞税や加算税が課されます。

 

細かいことは抜きとして、

当初の納税よりもはるかに多くの税金を

納めなければならないことになります。

 

これが一回ならまだしも、毎年のように

こんなことが行われているとなると、

その額はたいへん大きくなる可能性もあります。

 

そう、悪事をすぐにしょっ引くのではなく、

少し時間を置いてから余罪もすべて洗いざらい

調べ上げるのが『税務調査』です。

 

 

最後は人間性

こうしたことを

頭ではわかっていても

納税額を前にしてついつい

やってしまうのが

人間なのかもしれません。

 

しかし一方で、

そんな愚かな意思決定をせずに

きちんと納税をされる事業主も

大勢いらっしゃいます。

 

最後の最後に見えるのは、

その人の人間性です。

 

わたしがよく経営者の方に

「強くあってほしい」と

お伝えするのは

まさにこの点です。

 

「みんなやってる」と言って

悪事に手を染めることは

強さではありませんし、

勇猛でもありません。

 

愚行であり、

せいぜい蛮勇が

いいところでしょう。

 

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(キングダム、40巻より)

 

 

経営者は家族や従業員だけでなく、

従業員の家族や取引先といった

多くの人間に支えられ、

そして彼ら彼女らを守る存在です。

 

その運命共同体にとって

何が良で何が愚か、

冷静に見極めていただけるよう

サポートさせていただく所存です。

 

 

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【編集後記】

今日は法務局と税務署へ

自転車で行ってきました。

意外と速く、快適でした。

この時期がいちばん

運動しやすいですね。

 

【昨日の一日一新】

姫路城できつねと遭遇

 

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。