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建物のお腹に、軌道が突き刺さっています・・・。

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1966年の姫路博

今でも地元で60代以上の方と話すとときおり
出てくるのが1966年の姫路大博覧会の話。

その話で必ずと言っていいほど出てくるのが
『姫路モノレール』です。

正式には『姫路市交通局モノレール線』といいます。

姫路駅と博覧会会場の手柄山間の約1.6㎞を結ぶ
交通機関で、博覧会に合わせて1966年に開業しました。

当初は鳥取まで延伸する構想もあったそうですが、
利用客の減少もあり、1974年に休止、
1979年に廃線となりました。(父親談)

今回はそんなモノレールにまつわる記事です。

アパートの中にモノレールが、、、

この『姫路モノレール』、姫路駅と手柄山駅の間に
一つだけ駅がありました。

その名も“大将軍駅”です。

そして、その駅はなんとアパートの中に作られました。

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日本住宅公団が建設した『高尾アパート』の3,4階を
ぶち抜く形で軌道が走り、そこに建物直結の駅が
設置されていました。

西側から見ると、

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見事に断面が切り取られています。

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私が産まれたころにはすでに路線は休止していたので、
実際にモノレールが走っているところは見ていませんが、
この高尾アパートの前は何度も何度も自転車で通りました。

そんな高尾アパートが耐震性の問題から
2015年中に取壊し工事が始まります。

この姿を見ることができるのもあと数ヶ月です。

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どこに続くのか、、、モノレール軌道跡

そして、そのモノレールの軌道跡もまだ街中に遺っています。

実際に軌道が遺っている部分もあれば、

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橋脚だけになっているところもあります。

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今もその橋脚を抱え込む施設にはテナントが入って
営業活動を続けています。

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軌道の合間から走る電車が覗けたり、もします。

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手柄山公園から望む

手柄山公園の緑の相談所のところにある展望スペースから望むと
モノレール軌道跡の後ろを走る新幹線が見られたり、

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軌道跡と姫路城を同時に望むことができます。

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うまくいけば、ドクターイエローとの競演もあります!

まとめ

戦前から中規模な街として発展してきた姫路市には
当時の面影を遺す建造物がたくさんあります。

しかし、土地の有効利用や耐震性の問題から、
その多くが失われつつあります。

保存するにもお金がかかることですので、
致し方ないでしょう。

せめて、その姿を写真におさめて、
次の世代に受け継いでいきたいですね。

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昭和遺産その1 手柄山回転展望台

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【編集後記】
体調不良になる一歩手前で
踏みとどまっています。
負けられない戦いです。
果物の大量摂取で対抗。
効果の程はわかりません・・・。

【昨日の一日一新】
アズーリ 岩海苔の入った揚げピッツァ

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。