詰まる原因を取り除くことが大切です。

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マンパワーに頼らない

顧問先の経理担当者の方が

入力されたデータを見ていると

ときおりミスを発見します。

 

もちろんそこは指摘して

修正をお願いするのですが、

そのときに大切なのが

ミスの再発防止策の検討です。

 

同じミスの指摘が続くと、

担当者の方はそこを気をつけて

チェックするようになるので

ミスは減ります。

 

しかし、担当者が変更になると

またそのミスが起きるかもしれません。

 

ミスの削減は、個人の能力に頼るではなく

仕組みにメスを入れるべきです。

 

原始資料の改善可能性

たとえば、先日あったのは

その顧問先に届く取引先A社からの

レポートがわかりづらいというもの。

 

見せてもらいましたが、

たしかにわかりづらいのです。

 

今年からの関与ということで

手探りの面もあるのですが、

このレポートを元にすることが

ミスの発生要因の一つで

あることは明らかです。

 

さっそくそのA社の担当者の方に

会わせてもらい、改善できないか

相談しました。

 

お話を聞くと、A社の方は

「自社の標準フォームにしたがって

レポートを作成していたが、

別にこのフォームにこだわりはなく、

こちらがほしい情報が一覧できるように

変更することはまったく問題ない」

とのことでした。

 

その結果、ほしい情報が一覧できる

非常に見やすいレポートに変更され、

ミスの要素を削減できました。

 

最後に

こうした変更は、

経理担当者から

会社の上司に対しては

いいにくい要素もあります。

「ミスを人のせいにして、、、」

と思われるかもしれないという

懸念も働くのでしょう。

 

また、上司においても、

「あいつはそういうけど

今までこれでやってきたし、

面倒くさいから放置しよう」と

いう意思決定がみられます。

 

しかし、明らかに元データが

こちらの業務に対応できていない、

意識されていないものである場合には

毎月やりづらさを感じながら進めるよりも

一度主張して改善してしまう方が

効果的であることは明らかです。

 

こんなときこそ、

その取引の第三者であり、かつ、

その専門知識から経理業務の

アドバイスができる立場にある

われわれ職業会計人が

その力を発揮すべきです。

 

経理担当者の方の実情を踏まえ、

必要であれば代弁者として

上司の方にお話しし、

取引先と折衝して

顧問先のお困りごとを

解決できたとしたら、

これは職業会計人の

冥利ではないでしょうか。




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【編集後記】
先週のスクランブル体制の結果、
一日ブログが抜け落ちたままです。
どこかで取り返します。

そして、「ベイビーフェデラー」と呼ばれ、
かつてシャラポワと浮名を流した
ブルガリアのディミトロフ選手が、
ついにマスターズ制覇しました。
美しいテニスの担い手だけに
今後いっそうの活躍を期待します。

【昨日の一日一新】
伊勢自然の里

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。