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ここから先、進むべからず。とあらかじめ決めておきたいです。

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撤退の判断は難しい

先日、ドローンを屋外で飛ばそうと思い、
姫路市の人口密集エリアを抜けるため、
北上しました。

エリア自体は10分ほどで抜けるのですが、
民家があるエリアでは、カメラをむやみに
飛ばすことはできません。

そして、まだ初心者ですので、
見通しのいい広場が理想です。

心当たりの場所が
2つ3つあったので、
そこに向かったのですが、
実際に現地に入り
すべて飛行不適と判断。

そのまま山間部に差しかかりました。

今思えば、登山口に通じる
ような道を進んだところで、
民家はなくなったとしても
見通しのいい広場なんて
あるはずありません。

しかし、そのときは
「ここまで来たんだから」と
意地になり、
どんどん北上を続けました。

結果、広場にあたることもなく、
引き返すことに。

それからターゲットを河川敷に切替え、
相応のエリアに辿り着き、
無事に練習することができました。

きっと事務所を出るときに想定していれば、
登山口への道に突入はしなかったです。

しかし、想定していたエリアが
すべて不適と判断され、
その先を考えていなかったがために
緊急判断を迫られ、
判断ミスとなりました。

こういうことって
いろんな局面であります。

わたしが10数年指導する立場にある
税理士試験においても、
いつまでも続けられる制度が故に
引き際の見極めを難しくしている
ように感じています。

物事に対して真剣であればあるほど、
アツくなればなるほど、
撤退の判断が難しいように感じます。

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身を守るために撤退要件を決めておく

だからこそ、何かにチャレンジするときは
最初に撤退要件を決めておくことが大切です。

「〇〇になったらやめる」と。

これによって救われる会社、人は
きっと少なくありません。

たとえば、ある事業を開始する際に
「その事業で使用する口座の残高が
ゼロになったらやめる」とか。

実際にゼロに近づいてから、
もしくはゼロになってから
撤退を検討したとしても、
「今までの時間とお金が無駄になる」
「もう少しで成果が出そう」
こうした想いがジャマをして
冷静な判断が難しくなります。

そうして継続した結果、
神風が吹いて好転する
こともあるかもしれませんが、
たいていの場合、
傷口はむしろ広がります。

他人からすれば当たり前の結果でも、
当事者になれば冷静な判断が難しいことは
多くの会社の、人の歴史が物語っています。

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紛糾する国会(おまけ)

撤退の判断が難しいといえば
現国会の籠池氏問題。
いや、大阪の国有地売却問題。

もう無理筋でしょう。

政治家が陳情に対して
便宜を図っていたとしても
そこに金銭の授受がなければ
刑事訴追はできません。

政治家への陳情は
違法ではありません。

国有地の売却額が不当に安い件、
たとえそこに政治的圧力が
働いていたとしても
それを証明する証拠がない状態で
これ以上こねくり回しても
何も進展しないことは
民進党も共産党も
わかっているのでは?

そうなると、この問題の追及は
自民党の支持率低下、(関与が
あったら辞めると発言した)総理の
退任というところが狙いでしょう。

よしんばそれに成功したとして、
そこで自分たちの出番があると
思っているのでしょうか?

思っているとしたら
ただのポンコツ。
トーヘンボク。

日頃から対案を出すことすらできず、
現政権への反対が党是の人たちが
政権を取ったとしても何もできません。

奇しくも数年前の民主党政権が
それを証明してくれました。

おことわり申し上げると、
数年前の政権交代は
わたしは必要だったと
考える人間です。

事実、政権交代を望んで
当時の民主党に投票しました。

長期政権であった自民党に驕りが芽生え、
自ら膿を出すことができない組織に
なっていたからです。

その結果、自民党の自浄能力は
決して高まったとはいえませんが、
ある意味での引き締めというか
危機感を持たせたという意味では
よい刺激であったといえます。

とりあえず、野党陣営には
無理筋に突っ込んでいかずに
あげた拳はいったんおさめて、
明るい未来を期待させる姿勢を
貫いてほしいものです。

今一番熱望するのは健全な野党。

もっと建設的な議論ができる
そんな国家でなければ、
子どもたちに希望を
見せることができません。

いいかげん、揚げ足取りや
レッテル貼り、言葉狩りは
やめてもらいたいものです。

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大臣の器(さらにおまけ)

あっ、自身の保身のために
確認もせずに答弁する
稲田大臣は、さすがに
大臣の器ではないと
思いますがね。

とか書いていたら、
わが大学の先輩である
高市大臣が自分の
政治団体に寄付して
寄付金控除を受けて
いたという報道が。

そりゃ寄付金控除は
法的には問題ないですが、
自分の団体と往復で寄付しあって
寄付金控除を受けるのは
立法趣旨を踏みにじるもので
さすがにモラルがない。

ただ、これはかなりの政治家が
行っていると見聞きします。

こうした方々の政治家としての
矜恃が計り知れますね。

とりあえず、自分の選挙区の
政治家について調べてみます。

まぁ、「政党等寄付金特別控除」を
なくせばすむ話ですが、、、
自分の首を絞める法律改正に
今の政治家がはたして何人
本腰になるか、疑問です。

議員数削減とかできてないですしね。

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【編集後記】
スポットでの経営計画策定の
依頼をいただきますと、
必然的に他の会計事務所の
作成した決算書や試算表を
目にすることに。
いろんな気づきや学びが
こちらにもあります。

【昨日の一日一新】
たかた
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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。