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兵庫県と岡山県の県境にある若杉原生林(天然林)に行ってきました。

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若杉原生林(天然林)とは

兵庫県からちくさ高原をこえたその先、
岡山県英田郡西粟倉村大茅にある天然林です。

「森林浴の森日本百選」にも選ばれている
自然の宝庫です。

標高1,000メートル地帯は
吉野川の源流が流れ、
ブナやミズナラ、トチノキといった
巨木からシダのような低木まで
199種類の樹木が生い茂っています。

車で1,000メートルあたりまで登れ、
登山のようなハードなアップダウンもなく、
遊歩道が整備されているので
まさに森林浴にもってこいの場所です。

姫路方面からのアクセスは中国道佐用ICから
北上する鳥取自動車道が便利です。

兵庫県のちくさ高原側からアクセスすると
2時間ほど要していましたが、
鳥取道経由で行くと90分で到着します。

そして、この鳥取自動車道がなんと無料。

姫路からアクセスしても中国道でかかった
片道710円と燃料代のみ。
姫路から佐用までは下道でも走れる距離なので
そうすれば高速代金はゼロでいけます。
お財布にも優しいスポットです。

SUUNTOのTRAVERSEによるログ

にしあわくら観光ガイドにある
地図をスクリーンショットしました。

スクリーンショット 2018 06 11 9 19 39 スクリーンショット 2018 06 11 12 48 48

最近、SUUNTOのTRAVERSEを購入して
ログを取り始めました。

movescountというサイトで
活動記録が取り込めます。

MAPを開くとこちら。

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2

上の地図と比べても精度は良いですね。

スタートした駐車場は936メートル地点。

第一分岐点、第二分岐点を通過し

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2 6

一気に展望台を目指します。

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02

ただし、写真を撮りながらなので
時間がかかるかかる。

エモいところが多く、足が進みません。

しかも途中でSDカードの空き容量がなくなり、
道ばたで過去の写真を削除するという
タイムロスも発生しました。

予備のカードを入れ忘れたことが悔やまれます。

頂上の展望台まで急な登りは
若杉峠(お地蔵さん)から
展望台までの
数10メートルほどだけ。

そこまでは本当に散歩という感じで
心地よく歩けます。

ただし、場所によっては
足元はぬかるんでいます。

歩きやすいクツがよいのはもちろん、
汚れてもいいもので訪れましょう。

わたしはこれで参戦。
余裕で歩けました(^^)

雨の日はトレッキングシューズを履いて出かけよう

さて、展望台で食事を取り、
一緒になった親子と談笑し、
SDカードの再整理などをして
時間をだいぶ使いました。

高度をみてみると、

スクリーンショット 2018 06 11 9 48 19

やっぱり展望台で40分ほど
滞在していたようです。

そして、急な登りはその直前だけ。
ここがお地蔵さんからの道です。

正直、それほど展望も良くないですし、
ここから頂上を通るルートは沢もなく
面白みがないと聞くので、

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2 5

展望台での休憩にこだわりがなければ
お地蔵さんで折り返してもいいかと。

わたしは次回からそうするつもりです。

このお地蔵さんまでの往復だと
だいたい2.5㎞くらいです。

さて、ここから来た道を引き返し、
第二分岐点まで戻ります。

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2 2

ここから、少しハードな自然研究路に
入ってみました。

苔好きや巨木好きには
このルートはオススメです。

そうでないなら、、、
駐車場からお地蔵さんまでの
ピストンでじゅうぶんでしょう。

わたしはとりあえずぐるりと
歩いてみました。

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2 3

そして、そのまま駐車場へと
戻ってログ取りをストップ。

スクリーンショット 2018 06 11 9 53 02 2 4

ここまでで約4時間。
実質歩いているのは2時間。
あとは写真と休憩と。

スクリーンショット 2018 06 11 9 47 51

このあと、単焦点のレンズに交換して
第一分岐点までもう一回いったんですけどね。

若杉原生林でネイチャーフォト

第一分岐点まで

駐車場で全体を確認します。

DSC01609

熊の注意書きがたくさん。

DSC01610 DSC01611

ちょうど“継続調査中”という
腕章を付けた方が降りてきたので
話を聞いてみると、
「さっきも大型の動物(熊か鹿)が
去っていくところをみた」と
おっしゃられたので、
熊鈴を斜めがけした三脚に取り付け、
ポケットに熊スプレーを入れて
歩き始めます。

といちおう装備は整えつつ、心のどこかでは
「大げさな、、、」と思ってました。
このあと、あるものを見つけるまでは。。。

アスファルト舗装の道を100メートルほど歩くと
いよいよ天然林に入ります。

T20F2774

ユーモア溢れる野鳥紹介の看板を過ぎると

T20F2779 1

すぐに小さなせせらぎが出迎えてくれます。

これはさっそく三脚を立てて
撮影しておかないといけません。

まだまだ道は続くので、
5分ほど楽しんで
次を目指します。

ここはほんとに森林浴に最&高。

苔のテーブルの上には
色鮮やかな昆虫が。

猛々しい倒木の根っこ。

T20F2845

この辺りまで来ると第一分岐点となります。

第二分岐点まで

さて、ここからさらに展望台方面に向かいます。

まだまだ、というかずーっとこんな感じで
緩やかな道が続きます。

展望台まで

さて、第二分岐点を過ぎてからも
まだまだ涼しい道が続きます。

この日は晴天でしたが、
うっそうと茂る木々のおかげで
日射しはやわらかく、
風が心地いいです。

と、ここまではのんびりとした空気で
歩みを続けてきたのですが。
道脇にちょっとデンジャラスなものを
発見してしまいます。

イノシシのヌタ場(水遊び場)

※ヌタ場の貴重映像がYouTubeにありました。

そして、(おそらく)熊の足跡

手のひらほどの大きさ、指の存在、
これは鹿やイノシシではなく、
ツキノワグマのものでしょう。

これを見つけた瞬間、
ゾゾッと背筋が凍りました。

ここからあと、熊鈴をしっかりと
鳴らしながら歩いたことは
いうまでもありません。

ビビりながら展望台を目指します。

T20F2869 T20F2870

個人的には、第二分岐点から
展望台までの間が最も景色が良く
気に入りました。

展望台にて

ジェットボイルで湯を沸かして
カルボナーラをいただきます。

T20F2860

食後には京都満月さんの阿闍梨餅。

T20F2862

エネルギー補給もしたので
歩いてきた道を戻って
第二分岐点から
自然研究路に入ります。

自然研究路

第二分岐点から横道に逸れて
自然研究路エリアに入っていきます。

いきなり苔の大歓迎。

そこそこ登りながら第三分岐点に到達。

ここは大きな木がたくさんありました。

そして、下りていくと
苔がまたたくさん。

最初のうちはきれいな苔に
テンションもあがりますが、
この頃になると多少のものだと
「あ、また苔か」程度になるから
不思議なものです。

第一分岐点に合流する少し手前からは
道と並行して沢があるので
とても涼しい気分になれます。

第一分岐点から駐車場まで

下りてくるとすでに時刻は15時。

登るときにはさしていなかった光が
森の中に差し込み始めます。

この時間帯が本当に美しかった。

おまけ

いったん駐車場に戻って
15時40分くらいにレンズを交換。

16㎜の単焦点レンズに付け替えて
楽しい時間は続きます。

さっき興奮した光はすでに
なくなってしまいました。
残念です。。。

判断ミスや準備不足などもありましたが、
この経験が明日のナイスネイチャーの
糧になると信じています。

真夏になる前にもう一度行っておきたい。

今回の主な撮影機材

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【編集後記】
昨日は写真を使いたいと
連絡いただいた番組の放送日。
しかし、番組表にはなく、
HPを見たら放送が来週に
延期されていました。
よし、来週も録画しよう。

【週末の一日一新】
若杉天然林(原生林)でネイチャーフォト
あわくらんど

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。