経理でやるべきことは意思決定に役立つ情報の蓄積です。

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戦略は目標売上から始める

今後、人を何人くらい雇用するか、
どこにどれくらいの事務所を構えるか、
ホームページ制作をどうするか、
こうしたことを決める際に
行き当たりばったりにならないために
必要なのが「戦略」です。

といっても、堅苦しく
捉える必要はないですし、
わたしも好きではありません。

要は「どうありたいか」を具体化し、
そのためのルートを考えるだけです。

この戦略を立てていく際には
お金を軸にすると考えやすいです。

最低限のお金がなければ
人は生きていけません。

そこから先の、
どれくらいのお金が
必要かは個性です。

「ありたい姿」を実現するために
どれくらいのお金が必要なのかを
知るところから始めると
戦略設計はとっかかりやすいです。

“道が見える”といえば
イメージしやすいですかね。

そして、事業を継続するためにも
最低限のお金は必要です。

一等地にオフィスを構えたいなら
さらにお金が必要でしょう。

ここの程度差も個性です。

まずは「ありたい姿」になるために
必要なものを全て手に入れると
仮定したうえで、事業継続のために
いくらくらいのお金が必要かを
計算するところから始めましょう。

そして、その次に行うのが
それを稼ぐために必要な売上は
いったいいくらなのかということ。

売上からコストを引いた差額からしか
経営者の取り分は生まれません。

ですので、必要な金額を100とすると、
100を残すために必要な売上が
いくらかを知ることが大切です。

そこがかたまれば、
必要な人材であったり
設備であったりが
かたまります。

逆に売上規模がかたまらなければ、
体制を整えることは難しいです。

目標売上設定のカギは粗利益

100のお金を残すために必要な売上は
その事業内容によってまちまちです。

事業内容によって
売上に占める粗利益の割合、
粗利益率が異なるからです。

粗利益とは、
売上から原価を
差し引いたものです。

売上はお客さんからの収入。
原価は、それを手に入れるために
直接必要だったもののコストです。

売上の増減によって変動するものを
原価として考えましょう。

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たとえば、税理士業だと
原価はゼロです。
紹介会社を使えば、
紹介料が原価になりますが。

美容業だと、原価には
施術中に使うケア剤、
細かいところまで含めれば
電気代や水道代の一部も
原価です。
歩合で施術する職人を
迎え入れている場合には
その歩合での支払も
原価になります。

物販だと、
販売するためのものを
仕入れなければいけません。
その仕入や運送料が
原価になります。

そう、粗利益の率(効率)は
業種によって異なります。

もっといえば、同じ業種でも
その内容や相手先によって
異なります。

モデルケースは本当に
さまざまなんです。

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自社が粗利益を稼ぐ効率を知って初めて、
必要な売上がいくらかを知ることができます。

事業を開始する前は実績データが存在しないので
経験などからの推測で想定することになります。

しかし、ある程度事業を継続したときには、
直感に頼らずに実データを基に戦略を立てたいです。

ですので、事業を始める際には
ある程度は皮算用で粗利益を推定し、
それを基に戦略を立てればいいです。

が、それと同時に、粗利益について
振り返ることができるような
データ収集を行っておきましょう。

会計ソフトではなくExcelがオススメ

必要なのは、売上を細分化して
それぞれの粗利益の率と量を
抑えることです。

できれば、それらの売上に費やす
従業員の時間コストも加味したいです。

わたしが事業のサポートに入る際に
まず抑えるのはこうしたデータです。

これらを手に入れなければ、
どう展開するかの具体案が
設計できません。

将来どんな切り口で
考えることになるか
わかりません。

ですので、いろんな可能性を想定して
細分データを作成したいです。

優れているのはExcelを活用すること。

表を作るのではなく、
ひたすらデータを
貯めていきます。

日付、相手先、売上内容、売上ルート、
こうした項目と共に、
請求額(売上)、原価、現場人件費、
といったデータを記録していきます。

これが日々の経理で
まずやるべきことです。

会社法や税法の義務である以上、
データ入力は避けられません。

が、それは経理の生み出す価値の
本丸ではありません。

経理陣が達成すべきことは
意思決定に必要なデータを
情報として蓄積することです。

会計ソフトだけを利用していては
こうした複数の切り口からの
分解には対応できません。

後日使えるデータの蓄積が難しいのです。

だからといって、専用のソフトを
高額で手に入れる必要もありません。

Excelがあります。

他にいいものがあるかもしれませんが、
わたしの場合は、Excelのテーブル機能で
こうしたデータを取り続けることで
事足りています。

担当者が入れ替わっても、
メジャーソフトであるExcelを
利用していれば引継ぎが容易です。

なにげにこの点も、Excelの持つ
大きな優位性だと感じています。

まずはフォーマットを作成して、
毎日決まった時間にそれを
開くところから始めてみましょう。

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【編集後記】
再インストールしてから、
MarsEdit4の調子がいいです。
不調の原因はよくわからなかったけど、
このまま頑張ってほしいものです。

【昨日の一日一新】
レコルテ
カラピンチャでスパイス購入

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。