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直前です。インプットよりも今ある武器を磨いて点を稼ごう。

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この記事は、私の所属するTACとは
一切関係のない、私個人の見解です。

理論の解答で気をつけてほしいこと

財表・消費共通

理論を解答する際、出題者の問いかけを
どれくらい意識していますか?

出題した側は、自分の問いかけを
意識して採点します。

出題の意図を無視して、ただ知っていることを
書き綴られた答案を見たらどう思うでしょう?

ま、不快でしょうね。。。

的外れになることをおそれて、
ペンが動かなくなることは
避けなければいけませんが、
かといって、書けばいいと
いうものでもありません。

取扱いやその根拠を問われているときには
内容の正否はともかく、日本語としての
受け答えが成立する文章構成を意識しましょう。

練習方法は、、、今までの理論問題の
問題と解答をよーく照らし合わせて
みていくことです。

意外とやっている受験生は少ないのでは
ないでしょうか?
両方を横に並べて、「なぜこの解答なのか?」を
真剣に考えていくと、理論の理解も深まります。

新しい理論をインプットするよりも、
こうした練習で今ある武器を磨くことの方が
点数獲得に結びつくでしょう。

計算の解答で気をつけてほしいこと

財表

少しでも多くのスペースを埋めること

どこに配点があるかわかりません。

そして、おそらく、主要論点であっても、
枝葉論点であっても、一マス一点でしょう。

であれば、とにかく工数の少ないもの。

少ない仕訳で完結する項目を狙い撃ちして、
徹底的にマスを埋めていきましょう。

営業外収益・営業外費用、特別利益・特別損失項目を
今から一通りリストアップして、それに関する資料を
徹底的に復習して下さい。

棚卸資産の複雑に絡み合った資料を5分かけて解いても、
固定資産の買換えをサクサクッと1分で解いても、
点数的には変わらないでしょう。

リスクと時間の両面から、解くべき資料を
取捨選択してください。

平易な問題ではこの取捨選択は必要ありませんが、
昨年のように難解な問題が出てくると、
この取捨選択能力も合否の重要な要素になってきます。

少し意識するだけで点数を向上させることができるので、
今まで意識していなかった人はぜひ意識して下さい。

消費税

原則課税・簡易課税・国等、すべての
計算パターンをインプットしましょう。

そして、どこに配点がくるか、考えましょう。

ポイントは、「誰もが正解できない箇所に
配点は振られない(はず)」ことです。

正解率が非常に低い箇所に配点を振ったところで
受験生同士に差をつけることができません。

絶対的な評価を下す試験であれば意味もありますが、
競争試験である税理士試験では、そのような配点は
してこないはずです。

しかし、だからといって、“著しい変動”や“国等”を
出題しておいて、前々配点を振らないことも
またないでしょう。

では同配点を振るか、おそらく計算過程です。

判定式がきちんと書けているか、計算過程の中で
引っ張ってくる数字は間違っていないか、
そのあたりをチェックして、形式として完成度が
高ければ、点数を獲得できるのではないでしょうか。

最後に

最後の最後まで、何かできることがないか、
意識のアンテナをできる限り受験に向けてください。

そして、今まで順調に来ている人は
決してペースを上げすぎず、今までどおり
コツコツと淡々と進めてください。

ライバルを一番喜ばせるのは、
体調を崩すことです。
それだけは避けてください。

逆に、現在少し遅れ気味だという人は、
多少無理してでも、ゲリラ戦でやるしか
ありません。

死ぬ気になって、無理して、がんばりましょう。
その先に、明るい光が差し込んでくるかもしれません。

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【編集後記】
本試験初日まであと12日なんですよね。
緊張していたことを思い出します。

【昨日の一日一新】
塩分タブレット

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。