不戦敗することで守ったもの

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昨日の大会に出場しなくてよかったとあらためて思った話。

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昨日は姫路市民テニス大会（シングルス）の初日でした。
この大会は、その結果如何で、姫路市でのテニス活動に
さまざまな影響を及ぼします。

この大会は、上から、
SA級、B級、C級、とレベル分けされており、
私は今B級に属しています。

何級に属しているか、は姫路のテニス界では
一定の目安になります。
SA級ですっていうと、一目置かれたりします。

B級というのは、少し勝つ力はあるけれども、
まだ多勢からは抜け出せない集団という位置づけで、
「はやくSA級になりた〜〜い」と日々練習に
励んでいる人が多く属しています。

ここで4回勝利して、ベスト8に勝ち残ると、
SA級に昇格できます。

この大会は年に一度しかありませんので、
税理士試験へのチャレンジとも似ています。

平成20年にC級でベスト4に入り、平成21年からB級。

ずいぶんと長居してしまっています(^^;)

その間に「独立開業」「結婚」「長男誕生」という
一連のイベントを経て、時間管理というスキルに
強く関心を持つようになりました。

そして、なんとか時間を捻出して、
万全とはほど遠いものの、練習してきました。

結果は『w.o（ウォークオーバー）』、
不出場による敗退、つまり不戦敗です。
なんとも悲しい結果になりました。

いろんなアクシデントが重なり、大会に出てしまうと、
「週に1回は息子と外出して過ごす」というマイルールを
破ることになるので、不戦敗を決めました。

息子は2歳です。外出すると楽しいことはわかっていても、
「毎週1回は外出して過ごす」というルールを話したこともないし、
外出する前に本来存在したはずの外出をキャンセルしたところで、
その損失を理解するには至っていません。
妻も、私がテニスに熱心なことはよくわかっています。

「息子との外出」は翌週からもできることですし、
正直なところ「大会があるから今週は外出なしで･･･」
といえば、大会に出ることはできたと思います。

しかし、一度それをすると、今後もことある度に
「今週は試合だから、、、外出なし」という特例を
発動してしまいそうな気もします(+_+)

それによって何が生まれてくるかというと、
「自分で決めたルールを自分の都合で改定する自分」です。

これはみっともないな、と。
こんな大人にはなりたくないよな、と。

自分で決めた約束事を破ってしまうということは、
「自分の軸」を自ら折ることを意味します。

他者によってならまだしも、
自身の手で折りたくないもんです。

ということで、

赤穂のビュースポット（河原）まで新幹線を観にいったり、
相生の名もない岸壁から船が出たり入ったりするのを眺めたり、

新幹線がすぐ横を走る地元の穴場公園で
遊具独り占めで遊んだり、

大会に出られなかったのは残念ですが、
自分の軸を守ったのでよしとします。

さぁ、また来年に向けて頑張ります！

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【編集後記】
日曜朝にいつも練習しているTくんは
昨日の大会初日でベスト8入りを決め、
見事にSA級に昇格決定しました。
Tくん、おめでとう(^^)

【昨日の一日一新】
赤穂　新幹線ビュー
相生　船舶ビュー

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1976年生まれ。B型。姫路出身。（雇わず、雇われずの）“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。