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自立よりも自律に重きを置いています。

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自らを律する

『自立』という言葉は
どう理解していいのか
とても難しく感じます。

経済的な意味で捉えるのか、
肉体的な意味で捉えるのか、
はたまた精神的な意味なのか、

ここはとてもデリケートで
語るには勉強不足であり、
今回お伝えしたいことには
まったくもって触れる必要の
ないことなのでスルーです。

わたしがこだわっているのは
もうひとつの「じりつ」
そう、『自律』です。

「自らを律する」

これが会社員として
サラリーをもらううえでも
フリーランスとして
仕事を引き受けるうえでも
資格試験の受験生として
合格のために勉強するうえでも
大切だと考えていることです。

自律がなかった黒歴史

受験に専念されている方からの
受験相談においてしばしば耳にする
「まだ自立できていないから」という、
どこか劣等感にも通じる
自己否定色の強い言葉。

この場合はおそらく
経済的な意味合いが
強いものと思われます。

わかります。

わたしも大学を5年かけて
卒業したのち、
TAC税理士講座の講師に
なるまでの1年5ヶ月、
受験専念でした。

親のすねをかじっていることに
罪悪感と恥ずかしさを
感じていなかったといえば
ウソになります。

だけど、それをもって
自己否定までは
していませんでした。

やるべきことを
やるしかない、と
考えていたからです。

逆に経済的に自立していたとしても
やるべきことをやっていない、
たとえば資格試験の受験生なら
合格のための努力ができていない、
という状態であれば、
それは自己否定すべき事態です。

そういう意味で、
わたしの中での黒歴史は
講師を始めてからの
「受験から逃げた2年」
そして、最終合格前の
「受験から逃げた1年」です。

けっきょくこの3年は
「いいやん、ちゃんと働いて
稼いでるし、、」的に逃げて、
やるべきことをやらずに
うつつを抜かしていました。

もう二度とあんな時間を
過ごしたくありません。

この黒歴史と感じている3年間に
自分に足りなかったものは
何かというと『自律』なんです。

経済的には自立していました。
が、自分がやるべきことを認識し、
実行することができていませんでした。

20代に起こしたこの過ちを
“若さゆえのもの”として
処理するためにも、
40を過ぎて同じ過ちを
繰り返さないように
しないといけませんね。

自律こそが大切

ただし、わたしが思うところの『自律』とは
義務をひたすら遂行することではありません。

自分がやりたいこと、
これを盲目的に押さえつけて
やるべきことだけを遂行するのは
『自律』ではないというのが
わたしの感覚です。

もちろん、時間的制約の中で
やりたいことを封印して
やるべきことを遂行することは
現実的な判断としてあって当然です。

しかし、その可能性を探ることなく
盲目的にやりたいことを取り下げるのは
『自律』を放棄してしまっています。

やりたいことをとにかく我慢することが
『自律』ではなく、その可能性を探りつつ
意思決定を続けることが『自律』です。

受験専念の方だけにかぎらず、
仕事をしながら資格試験に
チャレンジされている方も
家事をしながら資格試験に
チャレンジされている方も
仕事や家事といった重要事項を
きちんとこなしつつも
資格試験へのチャレンジを
可能にするための
『自律』を目指しましょう。

最後に

やるべきことをやるべき期限までに
期待値以上で仕上げつつ、
やりたいことも犠牲にしない。

そんなスタイルでありたいと思っています。

だから、繁忙期といわれるこの時期でも
定期的にカレーを作りますし、
テニスレッスンは休まないですし、
明日の保育園の行事にもフル参加です。
朝、太陽が昇る前に写真を撮りに
行くことも続けています。

やりたいことをできない状態にしないことが
わたしにとっての『自律』です。

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【編集後記】
最近の寒さに負けて
週に一度の三宮夜講義は
車での通勤になっています。
一度やり始めたら
やめられませんね。

【昨日の一日一新】
ブレンドされてないスパイスから作ったカレーを妻に渡した
(初めて人に食べてもらうの儀)

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。