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オリの外は自由ですが、危険もあるため油断できません。

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制服を再導入するというニュース

通勤中にradikoで802を聴いていると、「三菱東京UFJ銀行で
約5年ぶりに制服を再導入する」ことが報道されていました。

国内店舗の営業窓口で勤務する行員が対象だそうで、
給東京三菱銀行時代から制服について廃止と復活を
繰り返してきたそうですが、今後は永続的に制服を
着用する、とのこと。
サンケイビズHPより)

狙いはプロ意識向上と来店客の安心感を高めるため、とのこと。

こちらの本でも同じようなことが紹介されていました。

(以下、引用)

ホテルの従業員は、制服を着用することで意識が
個人からホテルマンにかわると言います。
彼らの仕事の大半は、宿泊客のクレーム処理です。
滅多なことでは御礼を言われることなどない。
周囲からすれば精神的にも肉体的にもしんどい仕事です。
では、彼らは精神的にまいっているかというと、そうでもない。

プロの仕事人たちは皆、制服を持っています。
その制服を着用することで、自己を捨て、職務に
則ったプロの顔になる。つまり、制服は彼らの
心を守る鎧の役目を果たしています。

その意味で、制服は、外から身を守る鎧でもあるが、
同時に自分の「私」の部分を隠すための「自分を律する
道具」なわけです。そう、自分を律する、という意識
こそがプロになるために必要な姿勢なのです。

たしかに、スーツや制服を身にまとうことで
仕事モードになるという効果は自分でも
実感したことがあります。

フリーランスは制服に頼ってはいけない

“なるほど。ではわたしも毎日スーツを着よう”とは
なりませんでした。

フリーランスとして仕事をしている以上、
本質的な意味での休みはありません。

わたしは一人で税理士事務所を経営しているわけですが、
当然のことながらお客さんの定休日はばらばらです。

土・日・祝日でも、相談のメールは届きます。

そのメールに対して、わたしは24時間以内の
レスポンスをお約束しています。
(そのかわり、電話には気づきません、、、)

ですから、いつなんどきでも仕事のスイッチを
入れることができないといけないのです。

常に自分の意識を自分自身で
コントロールする必要があります。

だからこそ、スーツの必要性がないときは
スーツを着用せずに事務所で仕事をしていますし、
旅に出たときの対応を予行演習する意味も込めて
あえて事務所に出ずに外で仕事をして、質問に
対応するトレーニングをしています。
(気分転換の意味合いも大いにありますが・・・)

おかげさまで、毎年夏に4日程度の休みを取って
家族旅行に出かけていますが、その間の対応で
困ったことはありません。

従業員のスイッチオンを手助けするために、
心を守るために制服を導入することには
意味があると思いますが、経営者にとっては
その意味合いは少ないのではないでしょうか。

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【編集後記】
昨日は大学時代のテニスサークルの初打ちに。
当時のチャンピオンペアにリベンジ成功です(^^)

【昨日の一日一新】
『ひるね』 やきめし・餃子

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。