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「気力」をあげて充実した日々を過ごすために必要なこと。

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「体力」の充実が大切

「気力・知力・体力」という言葉があります。

「知力」は、学び続けることによって蓄えられていきます。
「知を蓄え続けること」に限界はありません。

「体力」は、その衰えにはあらがえません。
当たり前のことですが、人は一定の時期を過ぎると
体力が低下していきます。
多くの方にとって、それは40歳くらいでしょうか。
これくらいの年齢に差しかかると、意図的に身体を
動かさないかぎり、運動量が減り、筋力が落ちます。

「気力」、私はこれも年齢と共に衰えていくものでは
ないか、と考えています。

厳密にいえば、体力の低下に比例する、という感覚です。
逆に、体力が充実しているかぎり、気力は落ちません。

親の世代や恩師の姿を見ていると、
「いつまでも勢いのある人」もいらっしゃれば、
「ずいぶん勢いがなくなった人」もいらっしゃいます。

その違いは、最終的には「気力」ではないかと思うのですが、
その「気力」を支えているのは「体力」であろうと
最近よく感じるのです。

「いつまでも勢いのある人」は、日ごろから身体を
動かされている方に多いです。

ですので、自分がいつまでもばりばりでいられるためには
「運動することで体力の低下を緩やかにする」ことが
とても大切だと考えています。

じいちゃんばあちゃんを引き連れて、、

さて、昨日は「体力・気力の衰えを感じてやまない実父」と
「老いてますます盛んな実母」を連れて、徳島県の山間に
行ってきました。

目的は、阿波市土成地区の郷土料理『たらいうどん』。

姫路からは車で2時間少しくらいで、老夫婦にはやや遠い道のり。
姉一家と三家族で、姫路から目指すは徳島。
明石海峡大橋を渡って、淡路島を縦断して、鳴門市に上陸。
そのまま、高松道で「板野」まで進み、一旦高速を降りて
徳島道の「藍住」から「土成」へ。そのまま北上すると
すぐに『たらいうどん』の聖地にたどり着きます。

この集落には多数の『たらいうどん』のお店があります。

その中で、個室の予約ができるというので訪れたのが
『新見屋』さんです。

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駐車場から川縁まで段差がばらばらの階段を下っていきます。

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川縁まで到着すると、

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そこに食券の販売所があります。

たらいうどんの他にも、川魚の塩焼きや唐揚げ、

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鳥のあみ焼きも名物だそうです。

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この食券を購入するまでに第一の関門があります。
基本的に、お店の人はここに不在です。
料理を運ぶお店の人がたまに前を通るのですが、
基本的に無視です。

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一声くらいかけてくれてもいいように思うのですが、
がんがん無視して通っていきます。
それにしびれを切らさずにしばし待っていると、
お店にとってのいいタイミングで声をかけてくれます。
長いときだと(食券を買うのに)1時間も待つそうです。
ここで初めてオーダーができるので、気長に待ちましょう。

こちらのたらいうどん、茹でるのに20分以上かかるそうです。
ですので、その後オーダーしてからの数十分待つこともあります。
正直、客商売としてはなにか改善する余地があるでしょうね。

しかし、昔からこのスタイルで貫かれているのか、
いっさい申し訳なさ的なものは伝わってきません。

こちらもイベント的に訪れているので、気長に待ちます。

やはり、イベント的要素は客の心理的ハードルを一段
下げてくれます。参考になりました。

部屋に通されて、待つこと30分くらい、
徐々に料理が運ばれてきます。

・川魚のからあげ

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少し苦みがあるのですが、子どもたちもばくばく食べてました。

・あめご(あまご)の塩焼き

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身のあっさりさと皮の塩加減が絶妙。

・鳥のあみ焼き

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少しにんにくの効いたタレがうどんの供に最高。

・たらいうどん

いよいよ真打ちの登場です。

まず、つゆが運ばれてきます。

これが、アルミの鍋に入って出てくるのですが、
店の雰囲気も相まって、昭和感が否応なしに
客のテンションを上げていきます。

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昔は「じんぞく」という川魚のだしを使っていたそうですが、
今はそれはあまり獲れないので、いろんなもののあわせだしだそうです。

イリコだしとみりんが効いた、甘めのつゆに溶き卵が入っています。

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そして、たらいに入った『たらいうどん』が登場。
圧倒的な存在感で、テーブルを占拠。

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かなり太めですが、さぬきうどんほどのコシはありません。
「うどんはコシが命や」っていう人には好まれないでしょう。
これを甘めのつゆにつけていただくと、これは美味い!

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息子も甥っ子たちも大満足。

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帰りは鳴門市の渦の道に立ち寄り、大鳴門橋を歩いて渡り、
ガラス越しに見える海面での複雑な波の動きを楽しみました。

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姫路に帰ってきてから、いつも元気な母はもちろん、父も
それほど疲れた様子もなく、それぞれの家に解散しました。

じいさんばあさんの「気力」にとっては、「孫と過ごす時間」が
一番の栄養素になるのは間違いないようです。

それなりに日ごろから運動もしてほしいものですが。。。

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【編集後記】
淡路島北淡にある魚増鮮魚店名物の
炭焼きあなごは売り切れで入手できず。
次の淡路島企画の楽しみにとっておきます。

【昨日の一日一新】
新見屋(徳島県阿波市) たらいうどん
息子と大鳴門橋「渦の道」

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。