Pocket

本日平成27年12月18日、第65回税理士試験の結果発表がありました。

DSC04957

スポンサーリンク

(昔の官報が残っていました・・・)

受験者数と合格者数、合格率

国税庁HPの「税理士試験情報」に記載された情報によると、
各科目の受験者数と合格者数、及び合格率は次のとおりでした。

スクリーンショット 2015 12 18 17 40 54

科目別合格率を比較してみます。

スクリーンショット 2015 12 18 18 57 50

では、科目ごとに詳しく見てみましょう。

会計科目

まず、税理士試験の登竜門とでもいうべき、
会計科目について見ていきます。

簿記論

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 51 19

財務諸表論

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 51 50

合格率の推移

会計科目の合格率の推移を見てみましょう。

スクリーンショット 2015 12 18 19 04 45

ついに簿記論が財務諸表論を上回りました。
とはいえ、財務諸表論も相変わらずの高水準ですので、
受験生の方はほっとされたのではないでしょうか。

主要税法4科目

次に、税理士試験の科目選択において、
実務に繋がるという理由で多くの方が選択し、
そのボリュームも大きい税法科目を見ていきます。

所得税法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 52 12

法人税法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 52 31

相続税法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 52 50

消費税法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 53 07

合格率の推移

では、主要税法4科目の合格率の推移を見てみましょう。

スクリーンショット 2015 12 18 19 10 18

消費税の合格率の上昇が、担当講師としては
喜ばしいかぎりです。
法人税以外は、ほぼ一線に並びましたね。

軽めの税法5科目

最後に、学習時間が比較的短時間で合格可能なレベルに
達することができる税法科目について見ていきます。

酒税法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 53 23

スポンサーリンク

国税徴収法

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 53 34

住民税

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 53 47

事業税

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 54 01

固定資産税

申込者・受験者・合格者

スクリーンショット 2015 12 18 18 54 14

合格率の推移

では、軽めの税法5科目の合格率の推移を見てみましょう。

スクリーンショット 2015 12 18 19 13 20

結果を受けての科目選択

受験科目が不合格だった方

直前期において、それなりの点数を取れていて十分に
戦えていたのに、本試験で不合格になった方には、
同じ科目を再チャレンジすることをオススメします。

メンタル的には大変かもしれませんが、
せっかくのアドバンテージをみすみす
手放すことはないでしょう。

直前期において、正直太刀打ちできていなかった方には、
ゼロベースで科目選択してもいいのでは、と思います。

それほどアドバンテージがあるわけではないので、
過去の勉強に固執するよりも、これからの勉強に
前向きになれる科目を選んでください。

受験科目が合格だった方

おめでとうございます!

年内から次の科目を勉強している方も多いと思います。
その科目に集中できることになりましたね。
今まで以上にその科目を極めていきましょう。

年明けからの試験にあてられる時間を考えて、
もう一科目増やしたい方もいらっしゃると思います。

その場合は、軽めの税法5科目の中から選びましょう。

他はボリュームがありすぎて、1月からの学習では
(不可能ではないですが)正直しんどい部分があります。

平成28年1月から新しい科目を増やす方へ

第65回の結果いかんによらず、この1月から
新しい科目を勉強し始める方にオススメできない
科目が、今年は“一科目だけ”あります。

それは、『住民税』です。

合格率の推移を見てください。

この2年、8.7%→9.6%、と他の税法科目と比して
明らかに低水準が続いています。

このデータを基に言いたいのは、
「第66回の本試験でも合格率が低いかもしれないよ」なんていう
根拠のないことではありません。

この2年の合格率の低空飛行によって、12%程度の合格率なら
合格できていたはずの人たち(猛者)が
第66回に繰り越してくるという事実です。

“猛者”についてはこちらの記事を参照ください。

これは初学者にとって想像以上にキツいです。

私なら、この2年で猛者がしっかり受かってくれている
国税徴収法か固定資産税を迷わず選びますよ。

※今回の記事の内容はあくまで石田個人の意見であり、
TACの見解ではないことをご留意ください。

==============================

【編集後記】
こうしてみると、申し込んだのに
受験できていない人も
かなりいらっしゃいますね。
もっと少ないかと思っていました。

【昨日の一日一新】
みなとや

==============================

スポンサーリンク

The following two tabs change content below.

石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。