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昨日は消費税、今日は財務諸表論版です。

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昨日は、消費税において

計算力のある受験生への

提言をしました。

 

今日は財務諸表論において

計算力のある受験生への提言です。

 

財務諸表論において合否を決めるのは

『理論』でしょうか?

それとも『計算』でしょうか?

 

それは、、、『計算』です。

 

本試験での財務諸表論の理論問題では

回答不可能といえるような難問が

差し込まれてくることが多いです。

また、それ以外の問題については

比較的平易なものが多く、、、

そう、両極端なんですよね。

 

ですので、『理論』で大きく差をつけることは

至難の業といえます。

 

したがって、点差をつける、つまり、

合格を勝ち取るためのカギは

『計算』になります。

 

『計算』は項目も難易度も

ある程度幅広く出題されますので、

分布もそれなりにばらけます。

 

平均点プラス10点を獲ることも

じゅうぶん可能です。

 

このあたりの傾向については

こちらを参照ください。

↓↓↓

7月では遅い、GW前に戦略を立てよう 〜財務諸表論合格への戦略〜

 

 

 

こうしたことを踏まえて、

計算力のある受験生が

これからの時期に何をすべきか、

ここにフォーカスを当てていきます。

 

 

平均点プラス5点はまだまだ

これくらいの位置の方、

たしかに人よりも計算力は

あるでしょう。

 

しかし、合格を勝ち取るためには

もう少し高める必要があります。

 

計算のスピードを上げることは重要です。

 

基礎論点を解くスピードが上がれば、

それだけ難問を考える時間が

増やせるからです。

 

では、基礎論点のスピードを

上げる秘訣は何か?

 

それは「判断力」です。

 

資料を見て、解答を導き出すための

ルートが見つけられれば、

そこからのスピードは大差ありません。

 

差がつくのは、ルートの発見です。

 

そのルートをすばやく発見するためには

基本的な知識はもちろんのこと、

それ以外にある程度のパターン練習が必須です。

 

この手の問題は、これとあれを使えば

解答が導き出せる的な。

 

そのパターン練習に最適なのは

答練の解き直しです。

 

一度解いた問題だけに

ルートがうっすらと見えることでしょう。

 

それでいいんです。

 

それをあえて解くことで、

自身のルートを確固たるものに

してください。

 

テニスでいうところの素振りです。

 

いくら理屈がわかっていても、

スイングが体現できなければ

いいボールは打てません。

 

解き直しを繰り返して、

さらなる計算力の強化に

努めてください。

 

そのうえで、理論の補強も行います。

 

平均点プラス8点クラスの方

あなたの計算力はまちがいなく

合格圏内にあります。

 

あとは、理論で平均レベルをクリアすれば

合格に値する答案が作れるでしょう。

 

そこで、理論力のチェックです。

 

理論はからっきしだった方

理論がからっきしだった人は

いまさら全部の論点を

カバーするのは不可能です。

 

ある程度的を絞って、

「それが出たら平均値はとれる」という

テーマを少しでも増やしていきましょう。

 

計算の解き直しは3日に1回でじゅうぶんです。

計算1理論9で、理論強化に注力しましょう。

 

理論は平均点あたりだった方

いい感じです。

ただし、どの論点が出ても

平均点くらいをスコアできると

言えますかね?

 

「あ、あの論点は不安だな」と

あるテーマが頭をよぎった方は

そこをまずおさえましょう。

 

計算力があって、かつ、

ある程度の理論が書けるということは

合格はかなり近い位置にあります。

 

その状態で潜むリスクは

苦手な理論が出題されること。

 

そこをカバーすることを中心に据えて

計算2理論8くらいの比率で

理論の穴にフタをすることに注力しましょう。

 

 

理論もバッチリだった方

もう最強ですよね。

合格はほぼ手中に収めています。

 

定番理論の定期的なメンテナンスと

規定の穴埋めの確認、

理論についてはこれでじゅうぶんです。

 

むしろ、計算でより強くなるために

(答練の解き直しだけで不十分な)

たまにしか出ない項目を総ざらえしたり

することにも取り組んでください。

 

計算4理論6くらいでいいかと。

 

最後に

計算力がある受験生は強いです。

 

そして、計算力は長期間かけて

築いてこられたものだけに

短期間で一気に崩れ去ることは

ありません。

 

さらに計算力を高めるのか、

理論での穴を埋めるのか、

そのあたりの戦略を固めて

直前期を効果的に活用しましょう。

 

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【編集後記】
連日暑いですね。
写真を整理していたら
2003年に当時イタリアで
暮らしていた姉を訪ねた
家族旅行の写真が。
冒頭の写真はそのときのもの。
ペルージャで食べたこのジェラート、
めちゃくちゃ美味しかったです。
また行きたいなぁ。

【昨日の一日一新】
青春18切符で大阪へ
縁(うどん屋) カレーうどん
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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。