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なんともせわしい話ですが、勉強を始める前にやるべきことがあります。

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試験が終わったら

今年初めて税理士試験を

受験された方はまだ

うまくペースが掴めないかも

しれませんが、

67回本試験の終わりは、

68回本試験の始まりです。

 

「え?とりあえずちょっと

ゆっくりしたい?」

えぇ、それはもちろんOKです。

9月の開講まで疲れた体を癒やし、

周囲の協力者に恩返しをし、

じゅうぶんに英気を養いましょう。

 

が、ゆっくりする中で

やっておきたいことが

一つだけあるんです。

 

それは次の選択科目の決定です。

 

 

8月にやっておくべきこと

初年度の人

簿財をひととおり勉強した人は

税法の道を進むことに

なるでしょう。

 

5科目すべてを試験で

クリアすることを

想定している人は、

このタイミングで

選択必須科目である

法人税か所得税を

選択される人が

多いですね。

 

税法2科目免除がある人は

どの税法で戦うか、を

決める必要があります。

 

1年目に簿記、もしくは

財表を勉強しなかった人は

2年目にその科目を選択するか、

会計は後回しにして

税法を先に潰すか、

決めないといけませんね。

 

ただし、税法の中には会計の知識

(決算書や仕訳がわかる程度)が

必要な科目もあります。

 

そうした科目を勉強するのであれば、

会計科目を先に選択する方が

効率的ではあります。


2年目以降の人

もう勝手知ったる話でしょう。

今年の試験の出来次第で

来年の受験科目をどうするか、

ですね。

出来がよかった人は

次の科目に迷わず進みましょう。

 

そうでなかった人は

悩むところです。

基本的には、同一科目を

引き続きチャレンジすることに

なるでしょう。

しかし、その科目を

勉強していてワクワク

しなかったのであれば

科目を変更することも

有効な手段の一つです。

 

成績に関して、

ワクワクとか

モチベーションの

影響は大きいです。

そうしたものが

見いだせない科目に

固執しなくてもいいですよ。

 

ただし、

経験というアドバンテージが

その科目にはあるわけで、

それを捨てて別科目に

いくことが得策かどうか

よく検討すべきでしょう。

 

勉強以外の環境(仕事や家庭)において

時間がなかなか取れないようであれば、

同一科目で経験という武器を手にする方が

戦いやすいでしょう。

 

リーチの人

出来た実感がある人は、

次の世界にチャレンジですね。

税理士試験のことは忘れて、

仕事に家庭に趣味に、

今まで封印していたことを

謳歌してください。

 

出来がイマイチだった人は、

結果がダメだったときに

ロケットスタートを切れるように

下準備を進めていきましょう。

 

9月から受講するもよし、

自習で鍛錬を続けるのもよし、

ただし、まったく何もせずに

発表を待つのは愚策です。

 

たしかに合格していたら

下準備の時間と労力は

資格試験に対してはムダになります。

 

ただ、知識の定着という意味で

学ぶことにムダはありません。

 

それよりも、発表を受けて

1月から勉強を再開した際に

思いのほか忘れていて

レベルダウンして

しまっている方が

はるかに痛手です。

 

直前期のように一心不乱に

勉強する必要はありませんが、

ある程度の勉強習慣は継続し、

一定の力の維持に努めましょう。

 

 

出来・不出来を知るために

出来たか出来なかったか、

時間が経てば経つほど

その記憶は曖昧になります。

ですので、できるだけ

早いうちに自己採点をして

その出来を直視してください。

 

出来たか出来なかったか、

相対評価であるこの試験では

イマイチよくわかりませんよね。

試験問題が難しければ、

全然解けなくても上位10%に

入ることだってありますし、

もちろんその逆も。。。

 

べた書きの理論が書けなかったとか

そのレベルで全然出来なかった人は

きっとダメでしょうけど、

そうでなければ自己採点は

必ずやっておきましょう。

次の一手を適切に打つためにも。

 

ちなみに、私が講師を務めるTACでは

12日(土)に各校で解答解説会を

開催します。

また、HP上で解答速報をアップします。

そこにボーダーなども掲載予定です。

各校に足を運ぶのが難しい方は

HP上で解答速報をご覧くださいね。

税理士| 資格の学校TAC[タック]

 

解答解説会では

個別相談の時間も

設けてありますので、

そちらもぜひご利用ください。

 

最後に

試験前、そして試験直後には

ネット(SNS)上にいろんな

情報が飛び交います。

その全てが正しいとは限りません。

 

どこどこの誰それが言っていた、

なんて話はどうなんでしょうね。

 

解答やボーダーについては、

TACや大原さんが発表しているものを

参考にしていただければよいかと。

 

そのうえで、引っかかる点があるようなら、

ぜひご自身で各受験校の信頼できる講師に

話を聞きに行ってみましょう。

 

その講師の発言を信じるか、

ネット上の情報を信じるか、

最後はあなた次第ではありますが。。

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【編集後記】
今日で第67回本試験も
全日程が終了ですね。
頑張りきったみなさん、
本当にお疲れ様でした!

【昨日の一日一新】
カルータラ(肥後橋)  エビカリー

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。