スポンサードリンク

木曜日は税理士受験シリーズ。今回は経験済科目の戦い方について。

DP0Q0046

(新舞子海水浴場、DP0quattroにて)

スポンサードリンク

本試験の結果を受けて

2016年12月、第66回本試験の
結果発表がありました。

結果は悲喜こもごも。

そんな中、残念ながら
悔しい思いをした人も
少なくありません。

実際に相談に来ていただいたり、
報告の電話をいただいたり、、、
その程度のちがいはあれど、
悔しさは伝わってきます。

そんな経験者の方が
「今年こそは!」と
チャレンジするにあたって、
気をつけてほしいことを
今回は案内します。

最初にイメージをお伝えすると、

<初年度>がこうだとした場合に、

スクリーンショット 2017 01 05 11 47 54

<2年目>はこうではなくて、

スクリーンショット 2017 01 05 11 48 13

こうなっていくことが大切という話です。

スクリーンショット 2017 01 05 11 48 26

難問対策

難問を解く知識力を持つ

2年目以降になると、
ついつい気になるのが
難問奇問の数々。

もちろん、
そうしたものに
果敢にチャレンジし、
解答できる範囲を
拡げていくことには
意味があります。

難問を解くべきであり、
難問を解くべきではない

これは、ある程度の
ボリュームの総合問題で
高得点を採るための
極意みたいなもんです。

解答できるにこしたことは
ありません。

どんどんチャレンジして、
解答できる力を身につけましょう。

難問を解かない判断力を持つ

一方で、難問奇問を解いても、
基本問題を解いても、
解答箇所1箇所につき
1点が基本です。

時間とリスクをマネジメントして
いくべきかいかざるべきか、
この判断力を養うことを
意識しましょう。

問題を解答する際に、
すべて解いてばかりだと
この判断力は養えません。

短い時間(40分とか)に
制限時間を設定して、
あえて解かない資料を
判断しながら解答する。

こうした練習もぜひ
やってみてください。

やってみることで、
資料突破の時間とリスクを
感じることができますので。

そして、初年度の人も
合格する試験です。

難問奇問の解答は、
必須条件ではありません。

基本問題を徹底的に鍛える

量が少ないときは穏やかな表情で
「どうぞ点を取ってくださいね」と
にこやかに微笑みかけてくるが、
ひとたび量が多くなってくると、
とたんに目をつり上げて
次から次へと襲いかかってくる、
これが基本論点です。

侮ることなかれ、です。

ここで2点失点すると、
難問奇問で2点挽回する
必要が出てきます。

絶対に解かないといけないのは
むしろ基本論点なんです。

というと、多くの受験生は
「そんなことはわかってる」と
感じることでしょう。

しかし、受験指導をして15年ですが、
この基本論点を疎かにしていると
いわざるをえない答案を今までに
数多く見てきています。

財表だと雑な注記があったり、
表示科目・区分・配列での
失点があったり、、、

消費税だと計算パターンが
きちんとできていなかったり、
税抜きをし忘れていたり、、、

そんな諸先輩方の後を追うことなく、
合格に突き進むためにやることは一つ。

基本論点の徹底反復練習です。

これも、ある程度時間をかけないと
レベルアップはできません。

しかも、0→50とかは
成長を実感できますが、
80→90とかになると
成長しているかどうか、
実感を持ちにくいです。

しかし、「成長を信じて」
反復練習するしかありません。

プロ野球選手が今でも
ティーバッティングをし、
プロテニス選手が今でも
手出しのボールをヒットする。

そんな練習をプロであっても
欠かさずやっています。

みなさんもプロへの道として、
そんな基本の反復練習を
ぜひやっていきましょう!

*************************************************************

【編集後記】
昨朝、隣のたつの市まで
朝の風景スナップに。
小さいころによく行った
潮干狩りスポットでの朝日は
とてもきれいでした。

【昨日の一日一新】
新舞子にて干潟の朝を観賞
徒歩でしかいけない踏切

*************************************************************

■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

<ブログランキングに参加しています>

ポチッとしていただけるとうれしいです。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村

<このブログのfeedlyでの購読はこちらをクリック下さい>

follow us in feedly

*************************************************************

The following two tabs change content below.

石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。