TACの講師としてではなく、一個人としての意見です。

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制度化していただきたいこと

このブログでも何度か表明しましたが、
私が税理士試験制度に望むことは
「模範解答の開示」です。

もちろん、微妙なニュアンスの資料について
見解が分かれることも出てくるでしょう。
過去の本試験でもそんな出題はあります。
実務においてもそれはありえます。

ですので、模範解答以外に別解が
生まれたとしてもそれはそれでOKです。
きちんと別解を認めることが大切です。

そうしたことについて、
試験制度の信頼性を高めるためにも
試験終了後にいったん解答案を開示し、
それに対するパブリックコメントを
1ヶ月程度受け付けて、
それを審議会で検討した上で
模範解答(別解も)を確定させて
それを基に採点するという形も
ありではないでしょうか。

20年前は30,000人を超えていた
簿記論ですら今は12,000人強です。

それでも、試験から発表まで
期間は短縮されていません。

採点にかかる時間は半減していますので、
コメントを受け付ける時間は
じゅうぶんに取れます。

逆にそれができないのであれば、
もう少し発表を早めてほしいものです。

そうすれば、受験生のみなさんは
次の科目への対策を
早めに打つことができます。

試験委員の方に望むこと

上記提案は書いてみたものの、
制度設計から手を加える話の
実現可能性は低いでしょう。

ただし、試験委員の先生方の
心持ち一つでできることも
あります。

税理士試験の現状について、
“やっつけ仕事じゃないの”と
感じる回もありました。

また、情熱があったとしても
それが空回りしていると
感じる回もありました。

受験生は多くの時間とお金をかけて
この資格試験に挑んでいます。

試験委員の方の中でも
とくに実務家のみなさんは
試験を経験されているはずです。
(免除の方もいるかもしれませんが)

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受験生が試験に賭ける気持ちを
知らないわけではないはずです。

過去の傾向に沿うべきとはいいませんが、
その強い気持ちを持った受験生の
それまでの努力を正当に評価される
試験問題の出題を切に願います。

それはどういうことかといいますと、
回答不能な出題は勘弁してほしいと
いうことです。

そうなってしまうくらいなら、
奇をてらわずに
オーソドックスな問題を
お願いしたいです。

もちろん、過去に見たことのないような
資料がダメということではありません。

そうした出題から、税理士としての
資質の有無を問うことの重要性も
認識しています。

しかし、税理士試験は試験委員の
自己顕示の場でないこともまた事実です。

受験生が回答不能に陥るような
不備は絶対にあってはなりません。

問題に不備があった場合に
影響されやすいのは
比較的成績のいい方です。

成績がいい方ほど、
問題の不備にハマってしまい、
時間をロスしがちです。

ですから、作成した問題に
不備がないかどうかは
複数名でチェックしてください。

今回の記事はあくまでも
石田個人の意見であり、
わたしが所属するTACとは
一切関係ございません。

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【編集後記】
自動車のディーラーに
修理予約をしていたのですが、
技術者がインフルエンザのために
修理ができないので日時を
変更してほしいと当日の朝に
電話がありました。
去年に続き、2年連続で。
なんという運の悪さでしょうか。
ボヤくことくらいしかできません。

【昨日の一日一新】
アンダーラップテープ

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。