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 『雑草魂』

あくまでも私見ですが、

税理士試験の受験生には

楽観的であり、未来志向であり、

打たれ強いといった資質が

ほしいです。

 

言い換えれば、

“メンタルのタフさ”が

ほしいです。

『雑草魂』的なものです。

 

どんな試験でもそうですが、

不合格通知を受けたときの

『自己否定感』『喪失感』は

相当なものです。

 

大きなダメージを受けます。

 

人によっては再度立ち上がることが

困難なくらいかもしれません。

 

ここまではどんな試験にだって言えることで、

税理士試験に限ったことではありません。

 

しかし、税理士試験については、

とくに以下の2つの理由から、

上で述べたような資質を

備えておきたいです。

 

試験の特徴

合格率の低さと科目合格性

まず、合格率の低さ。

税理士試験の各科目での

合格率は10〜12%程度。

基本的に不合格の人の方が多い、

相対的評価が為される試験です。

 

これを最大で5科目繰り返します。

 

どこかで思いどおりにいかないことも

出てくることでしょう。

そんなときでもうつむかずに

前を見る姿勢を取れることが

この資格への戦いには必要です。

 

ふてくされて下を向いて

数年を棒に振った

わたしがいうのだから、

まちがいありません。

 

 

必ずしも良問ではない試験問題

 

そして、もう一つの理由が

試験問題の質です。

 

専門的な知識と技量を問う問題として

ときに疑問符を付けざるを得ない

ものもあります。

 

しかし、それが税理士試験の現状であり、

税理士試験合格を目指す、つまり、

それを乗り越えることを決意するなら、

そうした現状も受け入れるメンタルが必要です。

 

そもそも人が人をジャッジするわけですから、

完璧なものなどありえないよね、的な。

 

就職活動や婚活だってそうですよね。

 

どうでもいい対象からは気に入られたが

気に入られたい対象からはそうではない。

こんな話は世の中にたくさんあります。

 

そんな問題にさしあたると

怒りに震えることもよくわかります。

 

わたしも、変な問題を出してきた

当時の固定資産税の試験委員の名前は

今も覚えています(^^;)

総務省のK丹さん、今はもう

恨んでいませんよ。

 

たしかに、とても勉強を頑張ってきて

上位に位置していたのに、

本試験ではそうした力が存分に

発揮できないような問題だったとか、

そんなときもあります。

 

自分の優位性を完全にかき消されるわけですから

当然「今までの頑張りはなんやってん、、、」と

なる気持ちは理解できます。

 

だけど、自分だけが変な問題ならいざ知らず、

受験は、みんな同じ問題なんです。

 

だから、そういった意味で

自身の武器は無力化されたかも

しれませんが、平等だけは

きちんと守られています。

 

一瞬の風に左右されるスキージャンプのような

戦いに比べると、とっても公平な戦いなんです。

 

 

最後に 

もちろん、適正な問題が出題され、

知識と技量のある人から順番に

合格することが望ましいですし、

出題者側はそうなるように

尽力すべきです。

 

ですが、税理士へと続く道が

舗装されていないなら

その悪路を進むしかないのです。

 

いつ舗装されるかわからない道の

向こうに目的地がある場合、

舗装されるまで待つことも

一つの選択肢ではあります。

 

しかし、それを待っていたら、

いつ税理士資格を手にできるか

わからないですよね。

得策だとは思えません。

 

悪路だろうとなんだろうと、

突き進む覚悟が必要です。

 

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【編集後記】
たまったペットボトルを
捨てるたびに一抹の
罪悪感を感じています。

というわけで、いい水筒を
物色中です。

【昨日の一日一新】
macbookair 初期化

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。