参考値でしかないですし、線ではなく帯で考えるべきです。
試験直後のボーダー発表
税理士試験が終わると
解答速報が作成され、
各校が予想配点とともに
ボーダーライン、確実ラインを
発表します。
受験したみなさんはこれらを元に
今後の学習プランを立てるわけで、
各専門学校は強い責任をもって
速報を作成していることでしょう。
でも、これはあくまでも
今後の進路決定の目安のために
利用すべきもの。
合否を明らかにするものではありません。
そのあたり、使用上の用法に
気をつけて参考にしましょう。
個人的な見解
「確実ライン」を超えていれば
まあおそらく大丈夫でしょう。
確実ラインを超えてたのに
不合格だったという話を
SNSで見たりしますが、
そもそも復元答案が
正確だったかどうかも
わかりませんし、
確率論としては
ほぼ大丈夫と思っています。
発表まではとくに復習することなく、
次のことに注力してほしいです。
しかし、「ボーダーライン」は
あくまでもボーダーであって
超えているから大丈夫という
趣旨ではなく、むしろ
そこに到達していなければ
合格が厳しいという目安です。
それも、ある程度のバッファは
もたせて考えるべきです。
配点箇所はおろか、
模範解答すらないわけですし、
数点の誤差は絶対にあります。
「ボーダーライン」というのは
1点2点の精密なものではなく
だいたいこのあたり、みたいなもの。
第69回の消費税法でいえば
TACは予想配点で54点という発表でした。
わたしとしては51〜57点あたりを
ボーダーライン(帯)と考えるべきかなと
思っています。
ボーダーライン辺りの方は
やきもきされると思いますが、
結果は神のみぞ知る、です。
ボーダー地帯に存在しているならば
ある程度復習をしながら
次に進んでいくべきでしょう。
また、“チョイ足らず”でも
可能性ありますからね。
最後に
解答速報を受けての分析ですが、
「確実ライン付近」
「ボーダーライン付近」
「ボーダーに5点以上届かず」
くらいの3分割でエリア分けをして
自分の場所を掴めばいいですよ、と
お伝えしています。
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【編集後記】
今回の記事は私見です。
TACがどう考えているかは
わたしの知るところではありません。
【昨日の一日一新】
XF56mm(受け取っただけ)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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