10連休に湧いた今年のGWを終えて感じること。

平成から令和にかけて

今年のGWは改元の影響で
10連休になりました。

思いもよらない長期休暇を
めいっぱい使って遊ぶ人、持て余す人、
休みが暦と連動せずいつもどおりの人、
いろんな方がいたことでしょう。

わたしは、GW初日の前日(金曜日)から
日曜日まで3連休、その後は平常運転で、
そしてこの週末にふたたび3連休という
スケジュールにして過ごしました。

事務所に出ていても
昼にチキンカレーを作ったり
ライティング練習していたりと、
仕事づくしではありませんが、
ふだんからそういうリズムなので
わたしにとっては平常運転です。

税理士という仕事は
長期休暇を取得することが
簡単なのかどうなのか、
考えることがありました。

出た答えは、、、人それぞれ。

平常時から長期休暇を取るのが
上手な同業者も少なくないので
そんな方々から学んだことも含めて
長期休暇を取りやすくするための
事務所戦略を整理しました。

生活費極小化戦略もありますが
それは今回は除外して、
あくまでもお金を稼ぎつつ、
長期休暇を取得するには、と
いう視点で整理しています。

長期休暇のための事務所戦略

その一 顧問契約を減らす

税務顧問契約の数と税務申告の数は比例します。

税務申告は、たとえ規模が大きくない会社であっても
それなりに時間と手間がかかります。

しかも、申告という仕事には期限があります。

こうした仕事をたくさん抱えてしまうと
それだけ時間に縛られることになります。

そのため、税務顧問の数は少ないほうが
長期休暇は取得しやすいです。

そのうえで、お金を稼ぐためには
税務顧問以外の仕事を増やす
必要があります。

スポット案件であったり、
執筆であったり、
セミナーであったり、
ユーチューバーであったり、
こうした仕事で一定程度
稼ぐことができれば
顧問契約数を抑えても
収入は確保できます。

その結果、
長期休暇が取りやすい
スタイルが完成します。

その二 第一線を退く

人を雇用して担当者を全面に出し、
自分自身がお客さんと接する機会を
できるだけ少なくしてしまいます。

そうすれば、顧客の緊急事態であっても
休暇先から職員に指示を出して
対応してもらえばいいため、
長期休暇をとりやすくなります。

実際にこれを実行されている方もいます。

その方の組織構築と教育への情熱は
(伝え聞くばかりですが)感嘆します。

その三 直接会わない

平時から、顧客と直接会う回数をおさえて
ある程度のことはメールで解決できる関係を
築いておくことも有効でしょう。

そうすれば、休暇中もネット環境さえ
整っていれば、通常どおりの対応が可能です。

こうしたスタイルが構築できる方は
長期休暇を取りやすいです。

最後に

わたしは現状として長期休暇を
それほど熱望していないので
上記のような戦略を取っていません。

しかし、いつどうなるかわかりませんので、
ソフトにシフトできる態勢を
保つように心がけています。

これから独立される方は
どんなスタイルを取ることも
自由です。

顧問契約を獲得することだけが
税理士事務所の収益ではありません。

他業種からもヒントを得つつ、
ゼロスタートであらゆる可能性を
模索することをおすすめします。

そして、模索するのは
独立前がおすすめです。

一度決めたことを変更するよりも
最初からその道に入るほうが
だんぜんスムーズです。

走り出す前に走る方向を決めておく。

当たり前のことですが、
わたしはここが甘かった。

ですので、これから独立される方には
よく検討模索することをすすめています。

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【編集後記】
ストロボを使ったライティングに
チャレンジしています。
これがなかなか難しいのですが、
こうもちがうのかという発見もあり
楽しい時間でもあります。

【昨日の一日一新】
GODOX ソフトボックス

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。