試験直前、あふれる情報を聞いてはいけない。

出る出る詐欺に要注意

休憩室やネットの世界で
試験が近づくと増えるのが
「ここ、実は要注意らしいで」とか
「ここ、出るっていってた」という
まゆつばな情報たち。

大丈夫だと思いますが、
こんなの気にしちゃダメですよ。

とくにネットの世界では
経験もキャリアもわからぬ輩が
これ見よがしに書きまくってる
ことがあります。

ごく稀に根拠があるものもあるかもですが、
おそらく大半は勝手な思い込み。

ひどいときにはライバルたちを
混乱させるための罠だったりします。

信じるのは実績だけ

わたしが自校(T)の教材以外に
取り組んでいたのは
他校(O)の直前期の演習で
出題された理論問題のチェック。

これはやっていました。

もしTで手薄なところを
Oがぶ厚くやっていて、
それが出題されたら
圧倒的不利になるから。

この事実は看過できません。

で、やってみて得られたのは
「あ、Oのポイントも同じだな」
という安心感。

この安心感は大きかったです。

受験会場にいる多くの受験生は
TかOで受講しています。

両方の論点を網羅しているという
安心感はとても武器になりました。

でも、これはこの時期ではなくて
もっと前にやっておくべきこと。

もし、今手元にライバル校の資料があって
それにまだ手をつけていないなら
理論だけでも目を通しておきましょう。

手元に資料がないなら、
今さら手に入れるのも
むずかしいだろうし、
今年は自校を信じて
挑戦しましょう。

本試験当日も気を抜けない

本試験当日も気を抜けません。

会場のロビーなんかで
理論を確認していると
隣の人がどこを見ているか
気になったりします。

そこで自分がノーマークの
理論を入念にチェックしていたり
(他校と思われる集団が)
「〇〇見た?だよね〜」なんて
いう会話をしていると、
もう「〇〇」が頭から離れません。

それを狙って試験会場であえて
マニアックな論点を吹聴すると
言ってた受講生も過去にいました。

それもその人の戦略だから
とがめることはできません。

制御できるのは自分だけです。

耳栓かなんかでできるだけ
外部からの情報をシャットアウトして
自分が信じるポイントの確認に
最後の時間を充てましょう。

最後に見つめ直すべきは
自分の過去の失点箇所。

これを見ておけば
本試験で同じミスは
繰り返さないはず。

コツコツとまちがいノートを
作成してきた意味が、
ここで最大限に発揮されます!

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【編集後記】
友人から超絶カッコイイ
スノーピークのバーナーが
届いた。ありがとう、友よ。
さて、この夏どこで使おうか。

【昨日の一日一新】
生中継セミナー 視聴

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。