われ先に、と急ぎましょう。

即効性と遅効性

受験勉強には2タイプあります。

即効性と遅効性です。

そりゃそうだろ、と
思われるかもしれません。

そうなんです。

だから、7月からはラストスパートとか
ヌルいこと言ってたらダメなんです。

遅効性の勉強を7月から本腰入れても
本試験に間に合わない可能性が高いです。

大半の方はそれを理解して
5月末の今からペースを上げて
準備されていますが、
ときおりペースをあげきれておらず、
またその危険性に気づいてなさそう方が
いらっしゃいます。

そうした方に向けてのメッセージです。

意識的ダッシュは6月

さぁいよいよ本試験まで待ったなし、
と本腰を入れる時期は人それぞれですが、
きっちり合格科目を増やされている方は
6月の時点ですでに密度が濃い傾向にあります。

それはきっと遅効性の勉強の特性を
理解されているからだと思います。

それは理解しているけどできない?のであれば
それはあなたにとって税理士試験がその程度の
重要性しかないってことでしょう。

残酷ですが、それが第三者からの冷静な評価です。

今やらないといけないんです。

計算の総合問題、何度も何度も
繰り返し解き直していますか?

第1回の答練を今解いて
満点取れますか?

特に、計算問題において、
最も効率のいい学習法は
解き直しです。

解き直しを繰り返した上で
弱点と思える箇所の補強を
テキスト等で行いましょう。

最後に

解き直しよりもいろんな出題パターンを
経験したいという声も理解できます。

しかし、それはすでに解いた問題について
ある程度の精度で正解を出せるように
なってからやるべきこと。

いろんな問題を解き散らかして
解き直しという回収作業を怠れば
残るのは解いたという満足感だけ。

力は大してつきません。

まずは手元の資料を完璧に
仕上げられるようになりましょう。

そうしたら、新しい問題に取りかかっても
意外とスラスラ解けちゃいます。

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【編集後記】
順調な方もどんどんペース上げて
悔いのない受験にしましょう。

【昨日の一日一新】
Nisiの角型フィルター装着

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。