兵庫県新温泉町の秘境感あふれる滝に行ってきました。

ひさしぶりの滝行

9周年を迎えた9月1日の朝、但馬地方にある
『猿壺(さるぼ)の滝』にいってきました。

兵庫県の北部、但馬地方には
魅力的な滝が多く存在します。

紅葉の時期もたいへん美しいと思うのですが、
滝周辺はマムシの生息エリアであることも多く、
繁殖期である秋のマムシは非常に攻撃的でやっかい。

また、台風の襲来で秋には林道が
通行不能になることもしばしば。

そこで、夏の終わりのこの時期に行ってきました。

この時期はマムシもまだおとなしく、
ややこしいのはスズメバチとヤマビルくらい。
あとはツキノワグマの生息域なので
それもちょっといやですが、、、
熊対策のスプレー、熊鈴、そして
ヤマビル対策の塩、を持参してレッツゴー。

久々の滝攻めにテンションが上がります。

3時40分に起床、県南西部の姫路市から
県北西部の新温泉町まで一気に北上します。

120分の快適なドライブののち、扇ノ山の林道に入ります。
そこから30分ほど、立派な角の牡鹿やキツネを横目に
くねくねと登っていったその先にその滝はあります。
姫路から150分くらいで到着しました。

上に述べた留意事項があるため、
滝に辿り着くまではカメラはバッグにしまい、
スマホで撮影しながら進みます。

とはいえ、ここは停車エリアから
5分ほどで辿り着くお手軽な滝。

(小さなヤマカガシはいたものの)
さほど危険な空気を感じることもなく
(途中で長靴に履き替え)滝の前に到着。

落差5mほどの小さな滝ではあるものの、
深山幽谷の趣の中、山中にため込んだ水を
絶え間なく流し続けるその姿は美しい。

秘境みがあふれています。

しっとりと撮っていたら、

木々の隙間から太陽が、

多くの写真愛好家が魅せられるのも納得の滝です。

7時20分くらいからは太陽光が差し込み、
とても幻想的な雰囲気になりました。

とってもシャーシャーなってます。

時系列で写真を並べています。
徐々に斜光が立ち上がっています。

最後の写真を撮ったのが8時5分。
このくらいの角度がほしくて
1時間粘りました。

このあと、新温泉町の海上地区にある
『魚止めの滝』という無名の滝も
狙っていて近くまでいけたのですが、
あと5分程度のところで立ち入り禁止に
なっていたので諦めて帰りました。
まぁ、マムシがうようよいるところらしいので
ちょっとホッとしたりもしたのですが・・・。

むかし両親が好んで買っていた9号線沿いの栃餅を買って
実家に届け、昼前に事務所のある姫路に戻りました。

いやぁ、いい滝行でした。

春になったらまた行こう。

9月1日は独立開業記念日

さてさて、今日のこの日でありますので、
この話題に触れないわけにはいきません。

2011年9月1日、神戸市中央区の雑居ビルで
独立開業しました。

35歳の誕生日、そして結婚式を
目前に控えたタイミングでした。

不安だったかといえばそれほどでもなく。

税理士業以外の収入(講師業)を
準備していたからです。

25歳の時に始めた講師業は
このときすでに10年目。

正直講師業だけで暮らして
いくことも可能だったので、
顧客開拓に焦る必要はなく、
安売りに走ることはありませんでした。

が、依頼を断る基準が自分になかったので
深く検討せずに受託したことがあり、
結果的にお互いにとっていい関係を
築くことができないことも経験しました。

その一方で、親族や知人の紹介、
そして、お客さんからの紹介で、
ゆっくりとではありますが
ご依頼も増えてきました。

そういった紆余曲折を経つつ、
なんとかかんとか9周年を迎え、
10年目に突入します。

この9年間を振り返ってみて、
税理士業の土台を築いてくださったのは
6年間勤務した事務所の所長です。
きちんとした教育制度はなかったですが、
なにかと連れ出されることが多く、
その際に現場で対応される姿を見ることで
少しずつ勘どころを伝えてもらった気がします。

そして、わたしの事務所運営において
もっともよい刺激をいただいたのは
EX-IT』の井ノ上陽一さんです。
仕事だけではない人間味溢れる自由な発信に
勇気づけられたことも多々ありました。
なにより決して他者をくさすことのない
「ポジティブな少数派」という立ち位置は
小さくない衝撃を受けるものでした。
おそらく、ひとり税理士というスタイル自体は
氏が提唱される以前から存在していました。
が、そのスタイルをポジティブなものと位置づけ、
発信されていた方は当時はまだ
少なかったように記憶しています。

もちろん、このお二人だけでなく、
多くの方の指導や発信に感銘を受けながら
気がつけば9年が過ぎていました。

2人の息子と毎週末楽しく虫捕りしつつ
家族4人でにぎやかに暮らせているのも
そうしたみなさんからいただいた刺激や
学びのおかげです。

ありがとうございます。

なるようになる、と信じたい

さてさてわたしはこれからどうありたいのか、、、
正直なところ、まだ定まっていません。
なんとも自分らしいなぁ、と感じるところです。

焦っても仕方ないですし、
お役に立てるシーンで人様のお役に立ちつつ、
自分のやりたいことも並行してすすめながら、
何かが降りてくるときがくるのを待つことにします。

縦もいいんすよね。

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【編集後記】
今回の写真は
body:x-h1(fujifilm)
lens:xf16-55mm(fujifilm) Touit12mm(CarlZeiss)
で撮影しています。
ひさしぶりに角型フィルター投入して
とても楽しい撮影時間でした。

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。