神戸の街のイメージにぴったりなレンタルスペースがあります。
古くて新しい施設「KIITO」
「KIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)」
「KIITO」とは、旧神戸生糸検査所を改修して、
2012年8月にオープンした複合施設です。
1927年に神戸市立生糸検査所(旧館)が建設され、
その5年後に国に移管し、国立生糸検査所(新館)が
東側に建て増しされ、生糸の輸出の拠点として
重要な役割を果たしたそうです。
2Fには、生糸検査所ギャラリーがあります。
当時使用していた機械も展示されています。
その後、時代の流れの中でその役割を終えた検査所は
2008年に神戸市がユネスコ創造都市ネットワークの
デザイン都市として認定されたことで、その創造の
拠点としてふたたび開館されることになりました。
「KIITO」の現状
現在、主にデザイン関係の企業や研究室が
入居し利用されているこの施設では、
1Fのホールでときおりイベントが開催されます。
そのため、ホールとしてのレンタル利用は
それなりに認知されているようですが、
大小さまざまなレンタルスペースがあることは
あまり知られていません。
現在、ホール(950㎡)ではもうすぐ開催の
「ちびっこうべ」の準備が行われています。
こちらは2FのギャラリーC(135㎡)です。
先日、神戸の雑貨屋さんがセール会場として
使用されていました。
ホールやギャラリーを借りる際には、
控室や楽屋も借りることができます。
また、セミナーに適した通常の会議室(301〜303)や
イベント向きの和室(101)もあります。
(KIITOホームページより)
非常に幅広いニーズに対応できるこの施設、
まだまだ予約は取りやすい状況のようです。
2Fには談笑するスペースも広くとってあります。
いい施設だからこそ継続性が大切
「KIITO」はとてもいい施設です。
今の公共施設ではおそらく困難ではないかと
いうほどディテールに凝った建物ですし、
ゆっくりと見学するだけでもその価値はあります。
魅力ある公共施設ですので、単発の企画モノだけではなく、
NY名物の週末フリーマーケットのような、
街を象徴する持続性のあるイベントが開催され、
それが神戸の街のシンボルとなり、全国から人が
集まってくるようになるといいですね。
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【編集後記】
受験校で講師をしているせいだと思いますが、
リクルート活動の話をよくふられます。
「誰かいい人がいたら紹介してほしい」と。
現在、5つの事務所から声がかかっています。
会計事務所業界は今、まちがいなく
人材不足が深刻化しています。
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石田 修朗
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