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「ウリ」はどこからやってくるのでしょうか?

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「ウリ」をどこにするか

美容師の方が独立開業のご相談に来られた際に
お話しすることの一つに「サロンのウリを
どのようにお考えか」があります。

ご相談に来られた方には、開業するにあたって
自分のお店でいったい何をウリにされるのか、
じっくりとお話を聞かせていただきます。
このときに、具体的な商品やサービスを
リストアップしていくだけで、話がなかなか
まとまらないことがあります。

そんなときには、次の切り口から
探っていただきます。

「負の解消」と「夢の実現(ときめき)」です。

対価がうまれる瞬間

人がサービスに対してお金を使うには、
それなりの理由があるはずです。

その基本的な要素は上で述べた、
「負の解消」と「夢の実現(ときめき)」です。

サービス内容を作り上げていく際に、
「自分はこういうことをサービスしたい、
提供したい」という自分本位ではいけません。

お客様が何に悩んでいて、何を望んでいるのか、
その視点からサービスを構築する方がお客様に
受け入れられる可能性は高いはずです。
(もちろん、それらを凌駕する革新的なモノを
創造される経営者もいらっしゃるでしょうが・・・)

サービス業の基本

そのサービスに対価を支払うかどうか、
決めるのはお客様です。

ニーズをつかみ、サービス内容を開示し、
納得感を持っていただくことが重要です。

そういった意味で、具体的なサービスや
商品は時代とともに変遷するでしょう。
しかし、視点を変えてはいけません。

安売りでの集客は一時しのぎにしかなりません。
安定したリピートにつなげていくためにも、
サロン経営において必要なのは
「お客様目線から構築したウリ」では
ないでしょうか。

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【編集後記】
列島を横断した台風18号も過ぎ去りました。
と思ったら、またやってくるみたいですね。
今年は本州に沿って移動する台風が
例年よりも多いように感じます。
気圧配置が変化しているのでしょうか。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。