今日は「立冬」です。

2014年11月7日は「立冬」です

「立冬」とは、冬のはじまりの日のことを指します。

「立冬」は毎年11月7日ではないようです。
太陽黄径が225度のときということで、
今年はそれが11月7日だそうです。

太陽黃径とは、黄道を360度に分割したものです。

黄道とは天球における太陽の通り道のことで、
太陽はこの天球を1年かけて一周します。
(するように見えます、が正しい表現かも・・・)

春分点を起点(0度)にして、90度が夏至点、
180度が秋分点、270度が冬至点、となります。

つまり、太陽黃径225度とは、秋分と冬至の
ちょうど中間点に位置する場所で、まさに
冬がはじまるタイミングに太陽がいる場所です。

「立冬」とは、このポジションに太陽が来たときをさし、
2012年以降は11月7日ですが、2011年は11月8日でした。

冬が来れば思い出す

日本に四季があって、本当によかったと思います。

季節ごとに必要な家電は違うし、ふとんも替わるし、
洋服も入れ替えないといけないし、寒暖差で副鼻腔に
炎症を起こして咳が止まらなくなるし、、、
1年間で4回も生活環境が変わることには面倒なことも
多いです。

しかし、梨、桃、白菜、トマト、なす、牡蠣、熱燗、、、
季節がころころ変わるおかげで、一段と美味しく
いただけるものがあることを考えると悪くありません。
そして、泳いで、走って、滑って、いろんな趣味を
満喫するためにも、四季があることはありがたいですね。

また、暦を見たりその場所に行かなくても、気温や天候で
昔を思い出すことができるのも四季があるからでしょう。

私が寒くなりだすこの時期に思い出すのは、税理士試験の
合格発表であったり、恒例の大学同期との初詣だったり、
炊き出しがありがたいテニスの試合だったり、、、
こういったものは、暖かい時節にはあまり意識しませんが、
寒くなるとなんとなく思い出します。

これは暦からではなく、体感からくる現象です。

うん、やっぱり四季があることはすばらしいです(^-^)

四季を従業員の行動管理指導に活用する

事業において各従業員の目標設定と実行管理をする際、
「いつまでに何をする」という管理は必ず必要です。
従業員の育成においても絶対に必要な視点です。

ただし、ミーティングや朝礼、個別面談のたびに
「あれはどこまでできている?〇月△日までに
ここまでできていないといけないからね」と
きっちり管理されることを息苦しく感じる人も
きっといると思います。

そんなときにおすすめなのが「季節感を交えて
ソフトに管理する」方法です。

個別面談で用いても効果的ではないですが、
ミーティングや朝礼で口うるさくならないために
「桜の咲くころには〜〜」
「海開きのころには〜〜」
「花火大会のころには〜〜」
「雪がちらつくころには〜〜」
といった風に、柔らかい表現で管理することを
ときおり交えることで、管理されることに慣れて
いない人の抵抗感もやわらげることができます。

そして、「こちらはずっと管理しているよ」という
メッセージを暗に伝えることもできます。

行動管理する目的は、目標達成にあります。
であれば、厳格に管理されることに抵抗感が
あると感じられる対象には、このような接し方を
ときおり混ぜることも有効ではないでしょうか。
抵抗がある相手に正攻法で厳格に管理することは、
必ずしも本来の目的である目標達成にプラスに
なるとは限りません。

厳格に管理されることに抵抗を示す従業員を抱える
経営者・管理者の方の一助になれば幸いです。

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【編集後記】

先日、姫路セントラルパークに行ってきました。
ホワイトライオンの赤ちゃんの肉球がかわいかったです。

トップ画像のカピバラもそのときのものです。
温泉に入って気持ちよさそうでした。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。