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時間を返して、と言いたくなったシリーズです。
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目次
電卓の方が速いやん・・・
私がExcelを使い始めてすぐのころ、
何かを集計すると言ったら、集計対象を
同列に書き出して、それをΣボタンを使って
集計するという方法しか知りませんでした。
したがって、表の中の一部分についてのみ集計すると
いう場合には、対応することができなかったです。
たとえば、経費精算表がExcelで作ってあるとします。
その月の合計は、Σボタンを押せばすぐに出せます。
旅費交通費がいくらかかったか、や、
接待交際費がいくらかかったか、は
会計ソフトの試算表を見れば、
科目ごとの集計はすぐにわかります。
困るのは、担当者ごとの経費額の集計です。
最初は「=〇+〇+〇+〇+〇+・・・」という風に
一つひとつ、算式に打ち込んでいました。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.25.43.png スクリーンショット 2015 12 04 12 25 43](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/965100bcd16d110f0ae9994d777c199c.png)
これだと電卓叩いて集計したうえで、
その結果を手打ちした方が断然速い・・・。
なんかないかな〜と探してみると、
『SUMIF関数』というものにヒット。
これも、最初に見つけたときは感涙ものでした。
SUMIF関数ってすごい
『SUMIF関数』は、「ある条件に一致するもの
を抽出して、そこにある値を合計する」という
機能だといえます。
ここでは、算式を手書きせずに組んでいきます。
まず、集計結果を表示したいセルを選んだ状態で
上の関数マーク?をクリックします。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.33.12.png スクリーンショット 2015 12 04 12 33 12](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/38ad27f5dc0680d2a7d1fcca55366932.png)
そうすると、“どんな関数を使いますか?”という
小窓が開くので、SUMIFを探して選択してください。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.33.45.png スクリーンショット 2015 12 04 12 33 45](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/d789733d68cad0efd9d1d952e91618f7.png)
すると、算式の中の構成を作成する小窓が開きます。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.34.03.png スクリーンショット 2015 12 04 12 34 03](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/af72ffc05e6619e4f9556f81ad4b5db9.png)
一番上から、埋めていきましょう。
まずは範囲。これは、担当者名が記載されている列を選択します。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.34.49.png スクリーンショット 2015 12 04 12 34 49](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/d37c8b43c5592b35518b0d9d5263940c.png)
一番上の“C”というところをクリックすると、
このような表示になります。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.35.55.png スクリーンショット 2015 12 04 12 35 55](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/d12da092556670123c70a6da70113c2f.png)
これでOKです。
次に、検索条件。これは、すぐ左側のセルを選択します。
(範囲で選択したエリアから選択してもOKです)
![スクリーンショット 2015-12-04 12.36.19.png スクリーンショット 2015 12 04 12 36 19](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/8bff8bf5a623ebe41b2ab7b4c749e24f.png)
そして、最後に合計範囲です。
値が入っている列のアルファベットをクリックします。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.36.48.png スクリーンショット 2015 12 04 12 36 48](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/e8aeeedec8e71334dbf78c082d74ef41.png)
そして、OKを押します。
これを繰り返せば、担当者ごとの集計が
あっという間にできてしまいます。
![スクリーンショット 2015-12-04 12.46.51.png スクリーンショット 2015 12 04 12 46 51](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2015/12/ac04c7ccde5fd2dfba3caf34a995583e.png)
担当者やデータが多ければ多いほど、
電卓に対して優越感に浸れます。
“まだ電卓で消耗してるの?”って感じです。
今は『ピボットテーブル』というスキルを学んだので、
集計作業の多くはそちらにシフトしていますが、
それでも、お客様が作成された表を基に
集計作業する際などに重宝しています。
繰り返し発生する単純作業は、単純作業だけに
時間さえかければできてしまいます。
しかし、こうした作業を正確に素早くミスなく
実行してくれるExcelを使わない手はないですね。
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【編集後記】
昨日は、夕方から神戸で開催されている
IPTL2015を観戦してきました。
残念ながら錦織選手は出てこなかったですが、
シャラポワ選手他、一流選手の夢の競演でした。
学生時代にテレビにかじりついて観ていた選手も
レジェンドプレーヤーとして参戦しています。
冒頭の写真はゴラン・イバニセビッチ選手。
サーブの前の構えが当時のまま・・・、
時計が逆回転した瞬間でした。
【昨日の一日一新】
IPTL2015 書き切れないほどのスター選手
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石田 修朗
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