キャッチコピー(ネーミング)はときに悪用されるのでご注意を。

専門家の出てこないスキに

アトピーやがん、喘息の治療方法について
「あれがいい、これが悪い」とさまざまな
情報がネットのみならず書籍などでも
氾濫しています。

が、専門家でないわたしがそれを読んだところで
「これは胡散臭そう」「これはよさげ」といった
感覚でしか判断できません。

けっきょく、もしそうした悩みを持つならば
まずは近くの専門家である医者に相談します。

自分や大切な人の健康や生命が関われば
やはり正しい意見を慎重に探るでしょう。

しかし、それほど重要性を感じていない
ものだとしたら、専門家へのアドバイスを
毎度求めることはないかもしれません。

そこに悪質なキャッチコピーの
入り込む余地が生まれます。

政治と報道は悪質なものも多い

某党の政策キャッチ

「大企業の留保金400兆円に課税」

こんなことを主張する政党もありますが、
留保金って別に現金でため込んでいるお金を
示すわけでありません。
配当せずに企業内部に残して設備投資などに
充てている部分です。

そもそも、内部留保は庶民の敵とするのであれば
留保せずに配当しろってことなのでしょうか?

たぶん、内部留保に目くじら立てている政党と
その支持者の多くに、株の配当金の利益は
享受されないんじゃないですかね。

彼らがもっとも忌み嫌う“資本家”を
潤すことになるのですが
それでもいいのかな?と思ってしまいます。

だけれども、世間への波及効果は絶大です。

400兆円=想像できないほどの巨額
大企業=よくわからんが選ばれし集団(給料も高そう)
留保=ため込んでいる

というパワーワードとともに

庶民は減税、大企業に課税

といえば、選挙に必要な票の
掘り起こしにはなるかもしれません。

某党の現行政策批判

「消費税には輸出還付金制度があり〜」

イタタタタ、頭が痛くて頭痛がします。

これについてはまた後日記事にしようと
ネタ集めをしています。

こうしたキャッチを作る背景に
「輸出とかできるやつらはいいけれど
おれたちはそんなこともできないし、
あいつらだけ税金戻ってきてずるい」
的な被詐取・被害妄想的な層の存在があり、
そこへの一定のメッセージ性はあるのでしょう。

最後に

年金政策がどうだとか、
外交安全保障がどうだとか、
こうしたことは専門家ではないので
ある程度書籍などで勉強しつつ、
まともな意見を出す政党を
選ぶことしかできません。

が、税金に関しては専門家としての
称号を持ち合わせています。

ですので、税金に関して
でたらめな情報が出てきたら
その矛盾を指摘することは責務ですし、
それを“一般向けに”“わかりやすく”
説明するということは税理士としての
社会貢献の一つと考えています。

そのためには、図解作成や文章構成など
学ぶべきことはたくさんあります。

「この社会 あなたの税が いきている」

これは国税庁が掲げている有名なキャッチコピー。

本当にこのとおりであり続けることを
祈る気持ちでいっぱいです。

麻生さん、報告書も読めないくらい疲れてるなら
引退してゆっくり休まれてはいかがですかね。
あ、だだをこねて審議に応じない野党も
おんなじですけどね。

一納税者側の意見としては、きちんと仕事する、
責任感のある人に予算運営してほしいです。

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【編集後記】
もやグラフィーなるものをやりたく
雨で早朝テニスが中止になった土曜日に
さっそく車で80分ほどの滝に。
結果、もやが立ちこめた滝の撮影は
かないませんでしたが
雨中にレインウェア着て撮影機材担いで
簡単な山道を数百メートルほど上り下りし、
雨中撮影&登山の練習ができたのでよかった。
雨が降りそうな日の登山は
できるだけ避けようと思いました。

【週末の一日一新】
原不動の滝で雨中撮影

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。