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現実的な理想の姿を定めているでしょうか。

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理想を掲げる

“理想の〇〇”というのは

何をするにおいても大切です。

 

それを意識しなければ、

ただ惰性で進むことに

なってしまうからです。

 

そして、その理想のスタイルは

周囲の環境や条件とも

無関係ではありません。

 

それらを考慮しつつ、

総合的に何を理想とするのか、

決めておくと行動が明確になります。

 

現実的な“理想の〇〇”です。

 

テニスのサーブ

例えば、テニスのサーブ。

 

わたしのテニス観戦歴で

サーブからの組立てで

圧倒的にゲームメイクが

巧かったのはサンプラスです。

球速もべらぼうに速いうえに

コースと球種、そして、サーブの

あとの動きのスムーズさが

まさに芸術的でした。

威力と精度がやや落ちる

フォアハンドストロークが

彼の弱点でしたが、

それを使わずにゲームを

獲れるだけのサーブ力が

ありました。

 

では、サンプラスのサーブを

真似すればいいということに

なりますが、それには

いくつかのハードルがあります。

 

まずは筋力。そして柔軟性。

これらを一流にしなければ、

体のうねりを存分に活かした

彼のサーブをコピーすることは

できません。

そして、それをフィニッシュに

繋げるだけのネットプレーも。。

 

筋力や柔軟性を高めることが

現実的な道としてあるならば、

そこを目指せばいいでしょう。

しかし、その道は選びません。

筋力的にもキツいし、

なにより柔軟性が・・・。

立った状態で前屈した場合、

わたしの指先は地上から

20㎝は離れていますから。

こんな体をあのサーブが

体得できる程度にまで

柔らかくするには

相当の年月を要します。

それはテニスライフの中で

得策ではありません。

他の道を進みます。

 

筋力や柔軟性を向上できなければ、

球速はさほど期待できません。

現状、最速で155㎞くらいですし、

しかもそれはコントロールが良くなく、

確率も低いので使えません。

 

私にとっての理想のサーブは、

筋力や柔軟性をそれほど必要とせず、

相手から嫌がられるサーブです。

 

サーブで大切なのは優位性を保つこと。

最もだめなのは、自滅です。

 

打球時に体のバランスが悪ければ、

いくら上半身のスイングが正しくても

安定感はゼロです。

 

打球時のバランスを保つことで

安定性を確保し、

配球や球種、回転量によって

相手が嫌がるような組立てを

することはきっと可能です。

 

それがわたしにとっての

現実的な理想のサーブです。

 

もちろん、柔軟性と筋力は

あるにこしたことはないので、

現状を維持できる程度には

しておきたいですけどね。

 

理想の生き方

これも人それぞれですよね。

 

ライフスタイルという話になると、

仕事、家庭、趣味、こうした要素を

どんなバランスで築いていくか、を

考えることになるでしょう。

 

仕事における自由度の高さ、

家庭での拘束の有無(介護等)、

趣味が必要とする環境、

こうしたことは一人ひとり異なります。

 

だからこそ、他人の状況をつぶさに観察し、

取り入れられるところは積極的に取り入れ、

理想の状態に近づこうとすることが大切です。

 

たとえば、仕事においてわたしは

「ひとり税理士」というスタイルを

選んでいます。

 

仕事ですから、自分目線と

お客様目線の両方が大切です。

自分にとってやりがいのあるスタイルか、

お客様にとって喜ばれるスタイルか、

その両面から考えたときに

規模の拡大を目指すのではなく、

ひとりで運営していく道を選びました。

 

それはもちろん、

他人ではなく自分の名前を掲げて

仕事をするうえでのこだわりも

ありますが、それだけではなく、

家庭での時間や趣味への時間も

大切にしたいという思いも

あるからです。

 

最後に

別にサーブはこうあるべきだとか、

税理士はこうするべきだなんて

いうつもりはありません。

 

人それぞれ、一人ひとりに

“理想の〇〇”がありますし、

それはちがいがあって当然です。

 

大切なのは、“理想の〇〇”を

意識できているかどうかです。

 

“理想の〇〇”を捉えることなく、

ただ全力で走ることは

得策とはいえません。

 

自分はどうなりたいか、

ひいてはどうありたいか、

こうしたことを考えてから

走り出す方がより効果的に

エネルギーを投入できます。

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【編集後記】
冒頭の写真は
サンプラス選手ではなく
フィリポーシス選手です。
2015年のイベントで
初めて観ましたが、
現役当時“スカッド”と
呼ばれた弾丸サーブは
すごい迫力でした。
スポーツは生観戦に
かぎりますね。。。

【昨日の一日一新】
トランジスタベーカリー フリュイチーズ

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。