どうやればボーダーラインをオーバーできるか、という話。

合格のために意識すべき点

消費税の計算過程は、
各解答項目(答案用紙左側の
金額欄)を求める道筋です。

そして、各解答項目だけだと
配点箇所が少なすぎるため、
計算問題の配点の多くは
この計算過程にふられていると
考えてよいかと。

ですので、
計算過程を制したものが
本試験で勝利を掴む、
こう言えるわけです。

まぁそもそも、計算過程が作れなければ
金額欄を埋めることは不可能ですし。

したがって、計算過程の精度をあげることが
合格をめざす際に意識すべきことです。

美しい計算過程を習得するために

では、美しい計算過程を習得するために
何をしたらいいか、それは模範解答と
自身の解答を見比べることです。

そして、模範解答を模写(写経)するが如く、
再現することを意識して解き直しましょう。

再現できなければ受からない、ということはないですが、
再現できれば受かる、ということはいえます。

模範解答のような解答ができれば、
合格点は自ずとついてきます。

そしてそれは、オリジナリティに
こだわって点数を獲得するよりも
はるかに到達しやすい目標です。

受験生は試験突破が目標であって
個性の発揮が目的ではありません。

点数が伸び悩んでいる人は
「番号記号のふり方」「タイトル」
を意識しながら解くようにすると
計算構造が体系的にマスターできます。

逆にいえば、
点数が低迷している答案の多くは
この点が適当で杜撰だからです。

そこができるようになるだけでも
点数はあるていど底上げされます。

そして、なんといっても解き直し。
そしてその答え合わせ。

満点を取るまで、そして、満点を取っても
すらすらと解けるようになるまで、
すらすらと解けるようになっても
間を空けてまだすらすらと溶けるかどうか、
をテーマに設定して、とにかく何度も
問題を解いて型をマスターしましょう。

計算過程がブレることなく作れるようになると
おのずと取引分類なんかもレベルアップします。

これ、ほんとです。

だけど、取引分類ばっかり練習していても
計算過程がうまく作れなかったら
求める数値がだせません。

これもほんと。

だから、知識の充足と同じくらい、
解く道筋をマスターするのは大事です。

最後に

最終値があってればいいんでしょ的な、
計算過程が整理されていない答案が
毎年のように出てくるのですが
それはこの試験に合格するために
必要とされるものを意識できていない
残念な答案です。

しっかりと点数を稼ぐことができる
計算過程つくりを心がけましょう。

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【編集後記】
昨日は夜講義の後にダメだと思いつつ、
ラーメン屋に足を運んでしまいまして。。。
昔は人気店だったのに今はガランとしていて
なんかイヤな予感がしたんだけどそのまま注文。
店員さんが醸し出す店内の雰囲気がよくなく、
もう行くことはないかな。
飲食店は味も大事だけど味だけでもないな、と
あらためて感じた次第です。

【昨日の一日一新】
Buffつけてテニス

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。