開業8年目に突入したわたしなりに考えていること。

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横に増やすか縦に増やすか

事業活動をしていくうえで、
利益は絶対に必要ですし、
追求すべきです。

利益があがらなければ
その事業は継続できません。

潤沢な資金がないかぎり、
利益は継続のために必須です。

今よりさらに利益を獲得するために
持つべき視点はシンプルで、
横に増やすか、縦に増やすか、です。

「横に増やす」 ⇒ 規模の拡大
「縦に増やす」 ⇒ 生産性の向上

今の言葉を借りるならこんなイメージです。

事業を取り巻く環境や
経営者の目指す方向性から
自分の意思でいずれかを
選択すればそれが正解です。

「みんなこうしているから
それがきっと正解」という
思考停止型経営は楽ですが、
好きではありません。

だから、自分なりに考えて
「ひとり税理士」という
現在のスタイルを採っています。
先ほどの言葉で表現すれば
わたしは「縦に増やそう」と考え
行動しています。

業界のすべてを知るわけではありませんので
地方の税理士のたわごとかもしれませんが、
つらつらと書き連ねていきます。

これから開業予定の方にとって
少しでも参考になれば。。。

税理士事務所経営における横と縦

税理士事務所に絞って考えると
これら2つの方向性について
必要なもの、追求すべきものは
やや異なります。

労働集約型である税理士業で
横に増やすためには
余剰労働力が必要です。

縦に増やすためには
解決力の追求が欠かせません。

余剰労働力の有無

横に増やすためには
さらなる労働力が必要です。

検討時点で余剰労働力がある場合には
横に増やすことで比較的容易に
利益を増やせます。

余剰労働力とは、
従業員の手が止まっている時間があるとか、
自分自身がフル稼働していないとか、
そんな状況です。

わたしも開業したては時間ばかりあったので
このままで大丈夫か、という漠然とした不安は
ありましたが、他の仕事の収入があったことと
「なんでもやります」的に仕事を引き受けて
あとで疲弊することを避けたかったので
あまり横への動きは仕掛けませんでした。

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「のんきやなぁ」と先輩方から言われたことも
多々ありますが、今となってはそれがよかったと
実感しています。

解決力の追求

一方、縦に増やすためには
「この人にお願いしたい」と
思っていただける存在に
なる必要があります。

技術や知識の追求ももちろん大切ですが、
まずは「相手のニーズをくみ取って
ベストアンサーを提案する」という
解決力を追求すべきというのが持論です。

「酸味のあるトマトがほしい」という飲食店に
「とにかくこれが美味いからこれにしとき」と
糖度の高いトマトを納品する八百屋さんは
ちょっとちがうなぁ、と。

もちろん、ニーズが明確でなければ
自信のあるものを提供することは
まちがってないでしょうが。

顧客が求めているものに対して
税金・会計の専門家として
“できる”“できない”“ぜひやるべき”
“それはやっちゃダメ”という要素も含めて
同じ方向を向いて解決策を提案する。

こうした姿勢を大切にしていきたいです。

最後に

こうした2つの要素を“どちらか”ではなく
“どちらも”追いかけるのが経営者でしょう。

事実、職員への教育・訓練をとても重視し、
従業員のレベルアップに余念がない方は
税理士業界にもたくさんいらっしゃいます。

それはそれで一つの正解でしょうし、
「すごいなぁ」と本当に感心しています。

仕事以外の要素も含めて総合的に判断すると、
横を捨てて縦に絞っているスタイルが
今の自分の感覚に合っているわけなので
それはそれでいいと割り切っていますし、
「こんな働き方もあるよ」と発信することは
人を雇っていない自分なりの税理士業界への
貢献活動の形だと考えています。

横へ増やしたくなったら
迷うことなく横に動きます。

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【編集後記】
「横か縦か」という表現はお客さんのところに
置いてあった「現代農業」という本の中で
あるトマト農家の方が使われていた表現です。
畑はちがえど、とても共感できる記事でした。

【昨日の一日一新】
新大阪のスタバでブログ

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。