野村監督の教えが身にしみます。

もっとも好きな解説者

プロ野球中継を観ることは
めっきり減りました。

が、この人が解説に入るなら
録画しても観ようと思える
人がいます。

それは野村克也さん。

言わずと知れた名捕手にして名監督。

その経験に裏打ちされた知識の豊富さ、
そしてそれを伝える言葉の操り方、
すべてにおいて尊敬できます。

この動画は固唾をのんで
見てしまいました。

野村氏はさまざまなメディアで
持論を展開されていますが、
その中で使われるフレーズで
特に気に入っているのが
タイトルに挙げた
「基礎、基本、応用」です。

自分自身の40数年の経験からも
目標に向かって成長するには
そのときどきでやるべきことがあり、
それはまさに野村氏がおっしゃられる
この順番だなぁ、と痛感します。

この順番を疎かにして
いきなり一足飛びで駆けようとしても
平々凡々な能力しか備わっていない
わたしにはどだい無理な話であります。

税理士試験突破のカギ

「これだけでは合格は難しいけれども
これを疎かにすると合格は確実に遠のく」

それが「基礎」です。

科目それぞれにおいて、
「基礎」とされるものの難易度は
異なりますが、それでもその科目で
合格を勝ち取るために絶対に
疎かにしてはいけないのが
基礎期の学習内容です。

たいていの科目の場合、
基礎期に学習する内容は
その仕組みが理解しやすく
得点しやすいものです。

ちょちょいと復習すれば
すぐに高得点が取れます。

実はこの時期で学習する内容にこそ、
最終局面でのひらめきや判断の
ヒントが在ります。

ミニテストや実力テストで
高得点を取ったとしても、
必ず解き直しをして
その知識を確実に
モノにしましょう。

そして、テキストやテストの解説も熟読して、
背景にある原理原則を自身の身体と脳みそに
染みこませましょう。

それが、困ったときの判断材料になります。

だからこそ、わたしの講義の中では
時間の許す限り、それぞれのルールの
立法趣旨やその改正の狙いを
お伝えしています。

表面にあるルールを利用して
その底にある考え方を理解することが
税法科目を突破するためには必要です。

テニスの基礎

これはまちがいなく
「ボールをラケットの真ん中で捉える」
です。

当たり前のことですが、
いくら正しいスイング軌道でも
スイートスポットを外せば
まともに返球できません。
これはいわずもがな。

あと、ストロークで再三指摘されて
ようやく修正できたのが
「ラケットと地面が水平の状態で
ボールを打つ」です。

ラケットヘッドが手首よりも
上でも下でも力は伝わりません。

もちろん、応用編として、
ラケットヘッドをあえて下げた
状態で打つこともありますが、
やはり基礎として習得すべきは
この水平ヒットの感覚です。

トップスピンをかけるときに
ボールの下側からラケットが
出てくるのは正解ですが、
ヒットする瞬間は地面と
水平の状態であることが
望ましいです。

経験上、それがもっとも
打球に力を伝えられます。

これを理解せずにスピンに執着して
勢いのないボールを打ち続けていた
わたしがようやく「基礎」を身につけて
勢いのあるスピンボールを
打てるようになりました。

なんでもっとしっかり基礎練習を
やっていなかったんだ、と
高校時代の自分を叱ってやりたいです。

ちなみに、この「基礎」を習得したのは
「コーチからのアドバイス」と
「自主練での徹底した打ち込み」です。

正しい知識と反復練習、
スキルを上げるためには
この両輪が大切だという持論は
ここでもやはり証明されました。

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【編集後記】
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利用できる店舗は限られますが、
わたしがこの年末に買う予定の商品は
おそらく対象店舗で購入できるので
環境を整えました。
明日、大阪に行く予定があるので
その前後で店舗に足を運ぶつもりです。
どうなることやら。。。

【昨日の一日一新】
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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。