ミスタードーナツの運命やいかに!?
予想以上に大胆な宣戦布告
先日、コンビニ大手チェーンのセブンイレブンが
ドーナツを販売することを発表しました。
まだ店頭で見たことはありませんが、ローソンも
ドーナツを販売するようです。
全国津々浦々に店舗を展開するコンビニが
自社のテリトリーに入ってきたとなれば、
迎え撃つドーナツ大手のミスタードーナツは
決して胸中穏やかではないでしょう。
しかも、セブンイレブンが出すドーナツですが、
これがまたミスドのものとそっくりなんです。
ミスドファンの私としては、セブンイレブンの
出すドーナツの出来映えが気になるところです。
さっそく食べ比べしてみました。
徹底比較
スタンダードである「チョコファッション」で
両者を徹底比較していきます。
まずはセブンさんの「チョコファッション」
続いて、ミスドさんの「チョコファッション」
厚みを比べてみましょう。
左側がセブンさんのもので、右側がミスドさんのものです。
ミスドさんの方が端までしっかりと肉厚ですね。
こうしてみると一目瞭然です。
これを真上から撮るとこんな感じ。
逆に、セブンさんのものを上に重ねて真上から撮ると、
直径はほとんど違いがないですね。
チョコレートのかかり具合も
共に3分の1程度で互角です。
断面を見てみると、
ミスドさんのものはきれいなフォルムですが、
セブンさんのものはややいびつになっています。
食感は、ミスドさんのものはふんわりとした
柔らかさに特徴があり、
セブンさんのものはゴツッとした食べ応えに
特徴がありました。
そして、値段比較をしておくと、
セブンさんのチョコファッションは税込100円です。
ミスドさんのチョコファッションは税込151円です。
(この日はセールで税込100円でした)
値段の差はなんとかなるとしても、、、
値段ではセブンさんが優位であるものの、
品質面で勝る(と私が思う)ミスドさんは、
隣り合わせでの営業では対抗できると感じます。
(ミスドさんは、加えてイートインも強みです)
しかし、問題は店舗数の差でしょう。
セブンイレブンは、2014年10月現在、国内に17,177店舗
あるそうですが、対するミスタードーナツは、2012年現在、
1,342店舗です。
例え隣り合わせで闘うことができても、販売チャネルに
10倍以上の開きがあれば、これは非常に厳しいです。
これまで少し遠くのミスタードーナツに足を運んでいた人の
中には、今後は近くのセブンイレブンで済ましてしまう人も
きっと出てくることでしょう。
ユーザーがほしいと感じたとき、すぐそこにある
コンビニの強さがいかんなく発揮されそうです。
これを機に、ミスドなどのドーナツ専門店は、
これまでの常識にとらわれることのない、
新しい付加価値を生み出す必要があるでしょう。
そして、それが生み出されることを、
根っからのミスドファンの一人として
心待ちにしています。
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【編集後記】
12月に入り、関西では明日から
急に冷え込むようです。
関東ではすでにインフルエンザが
流行っているそうですね。
いよいよ本格的な冬の到来です。
今年も3ヶ月ありますね、冬。
寒いのが嫌いな私としては、
冬は1ヶ月で十分なんですけど。
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石田 修朗
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