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時間を大切に使う。それは相手の時間に対しても同じです。

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5分前集合は高校時代に習得

お客様や関係者の方を訪ねていく際、
ひそかに心がけていることがあります。

「5分前に到着、ただしノックはしない」

この「5分前」という習慣は高校生活で身につきました。

休み時間が10分間しかないのに、
次の授業の2〜3分前にやってきて、
その時点で着席していない生徒に
ゲンコツを落としていく、理不尽な
社会科のH先生の指導の賜物です。
授業開始時間になって着席していると
授業時間のロスを生むことになる。
だから開始時刻までに着席していなさい、と
いうことだったのでしょう。
この先生の口グセは「5分前集合は当たり前。
うちのクラスはさらに5分前やぞ」というもの。
(説明はなかったのですが)
多少理不尽なルールに縛られた高校生活でしたが、
こういった心がけが自然と身についたことを思えば、
悪くなかったのかもしれません。

仕方がないときでも、結果的に迷惑をかけてしまう

約束の時間に遅れる理由はいろいろあります。

「前の予定が立て込んで・・・」
「電車が遅れてしまって・・・」
「道路が混んでいて・・・」

許される許されないは別として、
これらはすべて言い訳に過ぎません。

もちろん不可抗力によるものもあるでしょうが、
それによって相手の時間を無駄遣いしたという
事実には変わりありません。

「前の予定が立て込んで・・・」なんていうのは、
「あなたのために時間管理をするという意識がない
人間です」って言っているようなもんです。
相手に対して失礼です。

私は極力ゆとりをもって予定を組み、5分前に現地に
到着する電車の、さらに前の電車で移動することを
心がけています。

ここまでしても、勤務時代に遡れば、電車のトラブルなどで
約束の時間に遅れてしまったこともあります。
したがって、完璧にできるということではないのですが、
自分の中でここまではやらないと、というラインを
作っておく必要はあるのかな、と思っています。

さいわい、開業してからは遅れたことはありません。

早く着いてもノックはしません

そうすると、当然10分以上前に現地付近に
到着することが多くなります。

しかし、到着したからといってお約束の時間よりも
早めにノックすることは禁止しています。

10時のお約束の際に、9時55分の時点でノックを
してしまうと、それはそれで相手の方の時間を
奪うことになる可能性があるからです。

10時に約束した場合、相手の方はギリギリまで
予定を組んで業務をされているかもしれません。

そのような場合に早めにお伺いして「待たせて
もらいます」といったところで、その方の手を
止めて予定を狂わせてしまう可能性があります。

今はメールチェックや情報の整理・確認など、
スマートホンでできることはたくさんあるので、
現地のすぐ近くでそういった作業をして、
約束の時間になったところでノックする。

これが私の流儀です。

来客の際は5分前からスタンバイ

逆に、事務所にお越しいただく際には、
「遅れないように」との気遣いで早めに
お越しいただく方もいらっしゃいます。

このブログを見られるかもしれない来客の方、
どうぞお気遣いなさらないように。

来客の際には、お約束時間の5分前から
スタンバイしておりますので(^-^)

それ以上前にお越しになられるときは、
事前に一声かけてくださいね。

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【編集後記】

テニスでは、ワンバウンドで返球することをストローク、
ネット際からノーバウンドで返球することをボレーと
いいます。
ボレーは、相手との距離が縮まりますので、
相手への返球のタイミングが早くなります。
相手からすると、「えっ、もう返ってくるの?
次はどこに・・・あぁ、もう打たないと」となります。
つまり、相手から“次に備える時間”と“考える時間”を
奪い取るショットです。
距離が縮まるため、こちらにもリスクは生じますが、
非常に有効なショットの一つです。

このショットを有効に使えるようになるのが、
私の今年の課題の一つです。
あと1ヶ月、頑張ります。

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。