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神戸ではいいビルに入ることができました。

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開業4年目での移転

開業当初、姫路市に住みながらも

神戸市中央区に事務所を開設しました。

 

そして、4年が経たぬうちに、

姫路市に移転しました。

 

事業所の移転は面倒も多く

ついつい及び腰になりがちですが、

移転することでメリットがあるなら

移転すべきです。

面倒は一時のものですが、

それを避けるとメリットは

一生手元に届きません。

 

 

神戸に開設した理由

縁の存在

わたしは神戸の大学に通い始めたことから

神戸市内に生活の基盤がありました。

 

それは、大阪の事務所で

働くことになってからも

変わりありませんでした。

 

大阪の事務所に就職した際には

少しだけ引っ越しを考えましたが、

当時のテニス練習の拠点が

加古川だったこともあり、

引っ越すことなく1時間以上を

通勤に費やしていました。

 

そんな生活を送る中で、

仕事を通じて知り合った金融機関の方、

イベントがあるからと声をかけてくださる方、

急な飲み会の誘いをしてくださる方、

そうした社会人としての縁は

ほぼ全てが大阪・神戸の方になっていました。

 

顧問先がない中でもっとも頼りになるのは

『人の縁』だと考えていました。

 

ですので、縁の存在する大阪・神戸に

すぐにアプローチできる場所ということで

自宅近辺ではなく、三宮を選びました。

 

 

雇用の問題

また、人の雇用という将来の問題を

考えてもいました。

 

開業当初から「ひとり税理士」という

スタイルを確信的に貫いたわけではなく、

いずれは数名の雇用をするのかな、と

ぼんやりと考えていました。

 

それなら、人の多い都会に開設する方が

いいのではないか、と。

 

開業準備前の自分は

旧態依然とした会計事務所の

空気の華のなさに辟易していました。

設計事務所なんかに伺うと、

インテリアにはそれぞれ個性があって

働かれている方にもそれがあります。

そんな空気に惹かれていました。

 

会計事務所ももっと楽しげな雰囲気がある

華やかな場所にしたい、と。

 

そうした環境をつくるのであれば、

そうした空気を好む人が離れやすい

田舎よりは都会の方がいいかな、と。

 

こうした理由からも三宮の

港湾エリアの古びたビルを借りて

事務所運営をスタートしました。

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姫路に移した理由

仕事スタイルの変化

当初はデスクトップパソコンを使い、

事務所を拠点として仕事をする

スタイルでした。

 

しかし、DropBoxを使い始め、

紙ベースの資料を

PDFファイルで保存し始めてから、

別に事務所にいかなくても

仕事ができるようになりました。

 

もちろん、仕事のしやすさでいうと

事務所が一番でしたが、

事務所でなきゃできないことって

なくなってしまったのです。

 

こうした中で

「事務所、なくてもなんとかなるよな」

という想いが強くなってきました。

 

 

時間の創出

開業2年目に長男が生まれ、育ち、

次男の誕生を前にして、

通勤に1時間以上をかけていることが

いよいよ耐えきれなくなりました。

この時間を上手く活用すれば、

プライベートをもっと楽しめます。

 

私からプライベートの時間を

奪っているのはこの事務所だ、と

新港貿易会館に構えた自分の事務所を

逆恨みし始めます・・・。

 

 

移転に向けて仕込んだこと

たとえ人を雇用したとしても

いずれは自宅のある姫路に拠点を移して

神戸はデータ処理センターに

しようとしていました。

 

そこで、自分が神戸からいなくなることを

想定して、お客様に来ていただくのではなく

こちらから訪問することを徹底していました。

 

その方が移転する際に躊躇しなくて済みます。

移転することで収入を減らすのでは、といった

障壁を作りたくないという考えです。

 

おかげで、移転する際にお客様に

「遠くなってすみません」ということは

一切ありませんでした。

 

郵送よりもメールが主たる手段でしたので、

住所の変更をお願いするくらいでした。

 

 

自宅兼事務所ではない理由

家族の存在

子どもがまだ小さいから、です。

子どもはまさに天使でありかわいいものですが、

こちらの都合をなかなか汲んでくれませんよね。

それができるようになってほしいとも思いません。

「お父さん、今忙しそうだからやめとこうかな」という

気遣いを子どもたちにさせたくはありません。

そのうち近所の友達と遊びだして、

家族で出かけるのとかイヤだって

言い出すことでしょうし。。。

 

個性の問題

また、私は一人の時間を欲するタイプです。

妻もその点では一致しています。

24時間一緒だと双方ともストレスが溜まります。

お互いに一人の時間を持ちつつ過ごすスタイルが

我が家のベストバランスかなとも思っています。

 

ですので、今は事務所をあえて自宅近くに借りて、

仕事に出て、帰ってくるスタイルを取っています。

 

事務所はわたしの実家にも近いため

何かあればすぐに駆けつけられます。

幼いころから慣れ親しんだ姫路城も

間近に仰ぐことができますし、

今はこのスタイルがとても心地いいです。

 

 

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【編集後記】

3連休最終日の昨日、

ようやく念願の0系に

乗ることができました。

といっても、動物園の遊具ですが。

息子にとって念願叶った一日でした。

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【昨日の一日一新】

姫路動物園の0系遊具

 

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。