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ソフトの力を借りれば、難しいことではありません。

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自力経理にメリット多し

事業を始めると、
絶対に避けて通れないのが
経理事務です。

経理事務とは、事業に関する
お金の流れを管理し、
データ(数値)化することです。

このデータ化の精度によって
青色申告での65万円特別控除を
勝ち取れるかどうかが決まります。

では、このデータ化が難しいかと
いうことですが、昔はそれなりに
難しかったと推察されます。

手書きの時代だと。

ただし、今は便利なソフトが
廉価に出回っています。

それを用いれば、
なんてことないです。

専門家の手を借りずとも、
お小遣い帳をつける感覚で
65万円の青色申告特別控除を
勝ち取ることができます。

また、自身でデータ化していれば
自身の事業におけるお金の流れが
明確になってきます。
交際費の使いすぎとか、、、
みたくないところまで。。。

ですので、フリーランスの方にはまず
自力での経理(データ入力作業)を
オススメしています。

原因を記録する

会計データの入力作業は
“お金”の入りと出を管理する
ところに行き着きます。

ただし、入り(収入)と出(支出)の
事実を追いかけるだけでは不十分なんです。

いろいろとやるべきことはあるのですが、
一番大切なのは入りと出の要因を抑えること。

何によってどれほどの収入が生まれ、
何のためにどれほどの支出が生まれたか。

ここをきちんと理解することが
その事業を知ることに不可欠です。

で、収入と支出の原因を記録していく際に
最初に思い浮かぶのが「お小遣い帳」方式。

収入があったら“増加”の欄に、
支出があったら“減少”の欄に、
それぞれの金額を書き込み、
摘要(備考)欄にその内容を記す。

こんな感じでしょうか。

スクリーンショット 2018 03 06 18 17 01

しかし、これだと一ヶ月間や
一年間といったスパンで、
何にいくら使ったかを
知ろうとしても集計が困難です。

そこで登場するのが「複式簿記」です。

収入と支出の原因を
「売上高」や「水道光熱費」という
用語(これを勘定といいます)で
記録していきます。

そして、「お金」だけでなく
「売上高」「水道光熱費」を
対象とした記録簿も作って、
そこにも同時に書き込んでいきます。

お小遣い帳と同時に、
“売上帳”や“光熱費帳”を
作っていくイメージです。

そうすることで、“〇月の売上”や
“〇月の水道光熱費”といった検索や
遡っての確認が容易になります。

これを一年間継続・集計し、
一年の活動利益を計算し、
財産の残高を導き出すのが
「複式簿記」です。

この「複式簿記」を行うことで
青色申告の65万円特別控除を
勝ち取ることが可能となります。

「そんなのムリ〜」って
なるかもしれません。

けど、今は簡単にできます。

会計ソフトさえあれば。

原因を記録する項目が
たった一行増えるだけです。

スクリーンショット 2018 03 06 18 17 06

これができればほぼ勝ち取ったも同然。

といえば言い過ぎですが、
かなり前に進んだことは
事実なのです。

会計ソフトのススメ

会計ソフトは、その画面こそ
ソフトによってまちまちですが、
機能的には共通しています。

現金の増加を記録する際に
その要因(売上高)を
選択して登録すると、
「現金」と「売上高」の
記録簿に同時に記録されます。

逆に減少を記録する際に
「水道光熱費」を選択して
登録すると、「現金」と
「水道光熱費」の記録簿に
同時に記録されます。

データ入力の際に日付の
古い新しいは気にする必要は
ありません。

ソフト内で勝手に日付順に
並び替えて記録していきます。

事業で使っている“お金”が
「現金」と「預金」であれば、
その2つの項目の増減について
原因を示す科目を登録しながら
記録していけばそれでオッケーです。

最後に

もし現金取引を一切しなければ、、、
「預金」について記録すれば
それでオッケーです。

収入はすべて振り込んでもらう、
支払は極力振込かカードで済ませる、

わたしがこの2点にこだわっているのは
経理(会計データの入力作業)を
効率化したいからです。

手間をかけたくないなら、
現金取引は極力回避しましょう。

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【編集後記】
週末にひさしぶりに
出場した団体戦では、
相手と競り合うも
最後は自分のミスで
試合終了。
なんとも後味の悪い
終わり方でした。
が、その中にもこの1年で
じっくりと時間をかけて
取り組んできたことが
うまく機能する場面もあり、
いい経験が積めました。
これを糧に来月の個人戦では
いい結果を残したいです。

【昨日の一日一新】
息子二人と三人で動物園に。

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所 |姫路|

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。