せっかくハードワークするなら、目的意識を持っておこうという話。

(旬香唐さんのあいがけ、pixel3)

ハードワークと成果のズレ

GW、今年は10連休の方も多いでしょう。

ここでふだんの遅れを取り戻そうと
頑張る方もいらっしゃれば、
さらなるリードを広げようという方も
いらっしゃいます。

受験生にとって、もっとも熱が入り、
差がつきやすい時期でもあります。

ハードワークで一気にレベルアップを
図る方もいらっしゃいますが、
そういう方に知っておきたいのは
ハードワークと効果の発現には
時間的なズレがあるということ。

とくに計算論点はハードワークで
テコ入れしても成果が現れるまでに
1ヶ月位はかかります。

したがって、GWでの鍛錬が本当に身につくのは
全国公開模試あたりだと思っておきましょう。

成果は遅れて、しかし必ずやってきます。

計算力の強化

ひとまず、消費税に関していうと
「計算力の強化」を図りましょう。

計算が強くなると、第2問で確実に
アドバンテージを取れます。

消費税の合否を決めるのは「理論」
というのが持論ですが、
合否の当落線上にのるためには
一定レベルの計算力が不可欠です。

また、第1問の理論問題は
数ある理論テーマの中から
数個が対象となりますが、
第2問の計算問題は
“簡易”や“国等”といった
特殊事例もあるものの
基本的にはほぼ同じ範囲から
毎回出題されます。

ですので、計算力が強化されると
大きくコケることがなくなります。

逆に、計算力がなければ
どんな問題でも太刀打ちできません。

理論をおざなりにしていいと
いうことではありませんが、
計算力に不安がある方は
まず計算を鍛えましょう。

理論力の強化

計算で一定レベルにある場合には
合格を勝ち取るために理論力の強化に
注力したいです。

そのときに活用すべきは理論ドクターです。

理論マスターのベタ書きだけでは
合格は難しいです。

ドクターにある問題を経験することで
本試験での事例問題や応用問題に
対処する力がつきます。

こうした内容はGW明けの直前講義で
とりあげていくのですが、
その際に初見である人と
すでにドクターで経験済みの人とでは
マスターする速度に大きな差が出ます。

直前期にきちんとやっていくので
ドクターに没頭するまでは要りません。

が、理論マスターにあったベタ理論が
どういった形式でアレンジされるのか
これをこのGW明けので実感しておきましょう。

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【編集後記】
先週金曜日、公開初日に
キングダム観てきました。
エンドロールのエキストラで
マッチョ系集団と思われる
団体名がいくつか。
きっと山の民を演じたのは
彼らたちでしょうね。

【昨日の一日一新】
恐竜のフィギュア(アンキロサウルス)

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。