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目次
受験生の就労環境
税理士試験の受験生は
昔と比べると学生層が減り
社会人受験生が増えたように
感じています。
そして、社会人受験生の多くは
税理士事務所に勤務しながらの
チャレンジです。
そのがんばりに触れる機会が
多いからこそ、
感じることがあります。
なんて不平等な試験なんだ、と。
いえ、試験問題は同じです。
不平等なのは勉強環境のこと。
そこで、これから就職や転職を
考えている人に伝えたいことが
あります。
それは、「何がほしいかを決めてから
職場選びをしようということ」です。
次のような三角形で考えてみると
整理しやすいです。
事務所職員が持つ三角形
仕事のもつ特性として
仕事の経験、時間、お金、
の3つを掲げます。
これらのバランスについては
何が正解で何が間違いか、
明確な指針はありません。
では、どんなバランスの可能性が
ありえるでしょうか。
すべて充実
すばらしい実務経験が積めて
給料水準も高く、
休みもきちんと取れる職場。
こんなところで働けたら
きっと幸せですね。
独立願望が減ってしまうかも。
お金以外は充実
すばらしい実務経験が積めて
休みもきちんと取れる職場。
ただし、給料は高くない。
これ、悪くないです。
受験生にとってはとてもいい
職場だと思います。
給料の低さ度合いにもよりますけど。
仕事もお金も充実
すばらしい実務経験が積めて
給料水準も高い。
ただし、休みがきちんと取れない。
残業続きとか。。。
これはよくないです。
こんな職場だと試験を受けるための
力をつけるだけで数年かかります。
お金も時間もない
すばらしい実務経験は積めるものの
給料は低く、休みもほとんどない。
これはキツいです。
時間以外のメリットなし
仕事は単調な作業の繰り返し、
給料水準も低い。
ただし、休みはきちんと取れる。
これ、けっこういいと思います。
生活さえできれば、受験向きです。
受験勉強は捻出しやすいし、
「いつまでもこんなところにいたくない」
というモチベーションが生まれます。
すべてダメ
これは絶対に選んじゃいけない事務所。
だって、得るものがないってことでしょ。
履歴書が汚れるとかどうこういう前に
さっさと次に移りましょう。
受験生に大切なのは時間
仕事選びにおいて重視する項目は
人それぞれ異なるはずです。
が、受験生という括りでいうなら
最優先すべきは絶対に「時間」
これしかありません。
税理士試験は一定程度の時間を
かけなければ合格レベルには
到達できません。
ごくまれに奇跡の合格談が
あったりしますが、
あの試験に奇跡は5回(3回)も
続きません。
しっかりと地力を養うべきです。
そのためにも時間を
確保することが先決です。
すでに働いている受験生へ
すでに就労している受験生で
時間が足りないという方は
ボスに相談してみましょう。
ボスも従業員のいいなりには
なりたくないでしょうし、
ひょっとしたら、給料減額と
引き換えでとかという
話になるかもしれません。
それを受け入れてでも
時間の捻出に注力しましょう。
それが合格の秘訣です。
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【編集後記】
今日は井ノ上陽一さんの
ブログ道場へ参加。
懇親会を終えて
新幹線で帰宅。
子どもたちが寝る時間に
間に合いました。
【昨日の一日一新】
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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