山を登ったその先には、広大な寺院があります。

最もポピュラーなルート

書写山圓教寺(円教寺)には
ロープウェイが便利です。

が、ロープウェイを使わずとも
登る方法があります。

6つのルートを利用した登山です。

・東坂
・西坂
・置塩坂
・六角坂
・刀出坂
・鯰尾坂

この6つです。

この中で最もポピュラーなのが「東坂」です。

ルートも整備されていて、
地元の保育園や小学校の
遠足コースとしても人気です。

そんな人気のコースに
5歳になった息子を
連れていって大丈夫なのか、
心配症な親父が下見に行きました。

結論は「じゅうぶん安全に楽しめる」

では、どんなルートか写真と共に
紹介していきます。

東坂ルート

姫路駅からバスでアプローチする人は
「書写山ロープウェイ」で下車します。

車でアプローチする人も
ロープウェイ駅付近の
専用駐車場を利用する人が
多いです。
もみじ祭りのときなど、
ロープウェイのお客さんで
いっぱいになるときは
登山客が利用するのは
控えるべきでしょう。

さて、ロープウェイ乗り場に到着すると

登山道地図が貼り出されています。

おおよその所要時間は次のとおり。

登りで思いのほか疲れたら
帰りはロープウェイという手も
使えるので安心感があります。

ここにはきれいなトイレもあります。

ちょうどロープウェイが出発したので
その姿を眺めてから歩き出します。

こちらは緑色のボディです。

すれちがうシーンが好きなんです。

こちらは黄色いボディ。

乗り場を出発するとすぐに
自動販売機があります。

ここを逃すと登山道まで
自動販売機はありません。

つまり、登り切ったところにある
ロープウェイ山上駅までありません。

水分を持参し忘れた人は
ここで購入しておきましょう。

東坂登山道の入り口までは
10分程度住宅地を歩きます。

が、道すがらには
案内が立てられているので
道間違いの心配は皆無です。

そんなこんなで登山道入り口に到着。
ここから登り始めます。

まずはきちっと固められた
階段状の道を歩きます。

『壱丁』

山上駅で『十三丁』です。

どのあたりまで進んだのかの
おおよその目安になるので
ありがたいですね。

一丁を過ぎると、
階段がなくなって
やや勾配のついた土の道を
歩くようになります。

『貳丁』

ここを過ぎると、徐々に
岩を歩く感じの道になります。

でも、階段状になっているし
段差も小さいので歩きやすいです。

『三丁』

また固められた階段状の道が
あらわれました。

『四丁』

「らかん岩」

『五丁』

ここは少しひらけていて
播州平野がのぞめます。

休憩にもちょうどいい。

『六丁』

このあたりに休憩小屋でも
あったんでしょうか。
今は何もありません。

ここから平坦な道になります。

『七丁』

また少し傾斜がつき始めますが
まだまだ歩きやすい道が続きます。

『八丁』

このあたりから、
岩場を歩くルートが登場します。

といっても小学校低学年の子でも
ひょいひょいっと登れるくらいの
段差しかありません。
きっとこのルートでの遠足で
盛り上がるところです。

岩場だけに谷側に倒れると
そこそこの落差で頭を
打つ可能性もあるので
子どもを連れていく場合には
気をつけないといけません。

が、ちゃんと安心して歩かせる
ことができる迂回路があります。

この迂回路を進むと
距離は伸びますが、
高低差がほぼない
なだらかな道なので
小さい子どもでも安心です。

『九丁』

ここも右側に迂回路があります。

こっちの岩場ルートも楽しいです。

『十丁』

見上げると険しいルートですが、

迂回路があります。

迂回路の先から下を見下ろすと
ここも見晴らしがいい。

近所の子どもたちならきっと
自分の家とか探すでしょうね。

わたしは今でも姫路城の天守閣に登ると
自分の実家を探してしまいますし。。。

『十一丁』

ここにあるのが「砥石坂」。

7歳から10年間圓教寺で暮らしたと
いわれている武蔵坊弁慶が
長刀をここで研いだという
言い伝えからのネーミングです。

ここを登ると山上駅まであと200メートル。

ただし、圓教寺まではまだ700メートルあります。

『十二丁』

きれいに固められた道を
ラストスパートです。

『十三丁』

ロープウェイ山上駅に到着。

岡本太郎さんの書が石碑になっています。

姫路近辺には岡本太郎作品が
数点あります。

<関連記事>

岡本太郎作品、姫路にもあるって知ってた??

ここから先に進むには
入山志納金(500円)が
かかります。

ここからまだ山中を歩くのが
山岳寺院である圓教寺の特徴。

摩尼殿までは20分ほど歩きますし、
メインの本堂や奥の院までは
さらに歩を進めないといけません。

歩くのが大変なら、ここで
特別志納金(1,000円)を
支払うことで、マイクロバスに
乗ることもできます。

どうかムリはなさらず。

5歳児でも登れる?

翌日、5歳になる長男を連れて
実際に登ってみました。

岩場は足が止まりがちだったので
迂回路を使って約40分ほどで
ロープウェイ山上駅に到着しました。

そこから摩尼殿や本堂、奥の院まで
80分ほどかけて見学しましたが
終盤でもしゃきしゃきと歩く姿を見て
わが子の成長を実感しました。

家族でハイキング、いいもんですね。

<関連記事>

書写山圓教寺まで歩いて登ろう 〜六角坂から登り、刀出坂から下る〜

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【編集後記】
家に帰ってきてからも
長男が「山登り楽しかった」と
言ってくれているので
コース選定はまちがって
いなかったようです。
この調子で近くの里山を一緒に歩いて
山の世界を一緒に楽しめたら最高です。

【週末の一日一新】
東坂ルート(下見)
家族で東坂ルート

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。