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パンケーキではなく、ホットケーキの名店。純喫茶サントス@元町。

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(本文とはいっさい関係ありません)

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二文字の力

〇〇を見た目で選んではいけない。

〇〇を見た目だけで選んではいけない。

前者は、見た目で選ぶことを否定する表現です。
見た目を選択要因に入れることを完全否定しています。

後者は、見た目で選ぶことを否定はしていません。
見た目だけを選択要因とすることを否定しているだけで、
例えば、見た目と性能の両面から選択することについては、
否定していません。

“だけ”という二文字が入るだけで、
その文章の持つ意味は
まったく異なってきます。

“〇〇であるから”と”〇〇であることがあるから”も
同様に意味が異なります。

受験生の方、応用理論を解答する際には気をつけましょう。

適切な表現“だけ”では不十分

ただし、その点を気をつけたとしても、
受け手側にどう伝わるか、は別問題です。

「あることを伝えるために適切な表現をした。
だからもしこれで相手に認識違いがあっても
それは受け手側の問題だ」というのでは、
それは他責思考になってしまいます。

認識違いを生んだとすれば、それは
発信側にも少なからず責任はあります。

相手に文章で伝えるという行為の目的は
「ある事柄を伝えること」です。
たとえ表現が適切であったとしても、
伝わらなければ、目的は達成できません。

誰かに言語を用いて情報を伝達する場合、
受け手側の能力やパーソナリティを熟慮して、
(きちんと読む前に早とちりされそう、とか)
未然に誤解の芽を摘む心配りを、つまり
先回りをすることが必要ではないでしょうか。

ではでは。

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【編集後記】

友人たちがテニスでどんどん結果を残しています。
人は人、と言ってもやっぱり気になります。
今夜から自宅前での素振りを再開します。

【昨日の一日一新】

コム・シノワ 「ふたくち」「ハムサンド」

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。