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“支払手数料”という悩ましい勘定科目について。
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目次
中身を連想できない科目がないか
税理士と顧問契約を結ぶと
毎月もしくは2ヶ月に一度
くらいのペースで
試算表や推移表が
提供されることでしょう。
それを見て、事業の現状を
数値で確認することは
とても大切です。
いちばん身近なのは
損益計算関係の資料。
売上からいろんな経費を
差し引いて最終的に
どれだけ儲かっているかを
示す資料です。
もっとも気になる利益を
示す資料ですので、
とても理解しやすいです。
この損益計算書において
パッと見たときに中身が
連想できないものが
あるとしたら、
そして、その中身をその都度
税理士に確認しているとしたら、
それはすぐに改善しましょう。
そんな資料に意味がないからです。
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“支払手数料”という黒箱
中身が特定できず、
確認を求められやすい
代表的な科目、
それが“支払手数料”です。
支払った手数料、です。
何かしてもらったときは、
広い意味で捉えると
すべて手数料の支払です。
様々なサービスの支払が
この“支払手数料”に
含まれてしまいがち。
そういう状態に陥ると、
「今月は支払手数料が高額」という
情報が資料から把握できたとしても、
その内容がわかりません。
これでは資料をもらっている
意味がありません。
いちいち確認する作業が必要な資料は
本当の意味で経営者の役に立ちません。
理想的な状態は、
一目で中身がわかる状態です。
支払手数料ではなく、
中身のわかる科目で
処理してある方が
わかりやすくないですか?
そんなことできるのか?
できます。しかも簡単に。
利用している会計ソフトの
「科目設定」というところで
科目を追加します。
できるだけ中身がわかりやすいように
主要なものは細分化しておきます。
ただそれだけです。
会計ソフトは汎用性が求められるため、
個々の事業者特有の支払を反映する
細かな科目設定は各自で行う必要があります。
これをするかしないかで、
出てくる資料の見やすさに
大きな差が出ます。
もし手元にある資料の
“支払手数料”の中身が
わかりづらいと
いうことがあれば、
会計事務所に相談して
わかりやすいものに
してもらいましょう。
それを渋る事務所も
あるかもしれません。
そこはお客様目線ではなく
自分目線で作業効率を
第一に考える事務所でしょう。
そのままお付き合いを続けるか、
考えるべきでしょうね。
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最後に
冒頭の写真は、毎月訪問の顧問先に
提供している資料の一部です。
さまざまな手数料を
内容ごとに分解して
細かな科目設定に
してあります。
経理担当者の方にも
前例にとらわれず
内容から科目を
判断するように
お願いしています。
そのおかげで、前月に
どういう活動をしたのか、が
手に取るようにわかって
不毛な確認作業が削減され、
未来に向けての取り組みに
力を注ぐことができます。
理想的な状態に一歩ずつ
近づき始めています。
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【編集後記】
今日の午後は大阪行脚。
どこのカレーを食すか、
決断に迫られています(^^)
【昨日の一日一新】
新しい朝練の予約(準備)
MacBookProの写真整理
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❐石田修朗税理士事務所HP
開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所
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石田 修朗
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