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世界を魅了し、世界が嫉妬した大選手が引退しました。

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時間を奪う天才、伊達公子さん

ついにこの日がやってきました。

伊達公子選手、引退です。

 

有明で開催されている

JAPAN WOMANS OPEN、

昨日の1回戦で敗退したことで

伊達選手の二度目の現役生活が

ついに終焉を迎えました。

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163㎝という、女子テニス界では

小柄な体格でありながら、

それをはねのける勝利への執念と

伊達にしかできないと言わしめた

ボールの跳ね上がりをヒットする

ライジングショットという技術、

そして卓越した勝負勘でネットを奪い

相手から時間を奪い取るスタイルは

未だに誰も真似のできないものです。

 

決して体が大きくない彼女なりに

いかに勝つかを考え抜いた結果が

ライジングに集約されています。

 

ポイントは

『相手から時間を奪うこと』

にあります。

早いタイミングで返球し続ければ、

それほど速いボールでなくても

相手から考える時間を奪えます。

これがまさに絶品でした。

 

決して簡単な技術ではありません。

その証拠に、それに追随する選手が

未だに出てきていません。

体格的に恵まれていない日本人選手が

世界を相手に戦う際には

とても有効な技法なのですが、

ヒットすることはもちろん、

素早く打点に入ることも難しいのです。

 

一般的に不可能と思われるその技術を

プロに転向する前に身につけています。

相当の練習をしたことは疑いありません。

何が伊達さんをそこまでさせたのか、

それがわかるインタビューが2017年春に

放送されていました。

 

 

何かにトライする人に突き刺さる言葉

稀代の勝負師、伊達公子さんは

大きなケガをして復帰した

2017年春にテレビのインタビューで

このようなことをおっしゃっていました。

 

「悔しいことは大嫌い」

「できないことが嫌いではない」

「できないことがある方が好き」

「できたりできなかったりがおもしろい」

「何かに立ち向かうときに結果が全てではない」

「結果が伴うからやるわけではない」

「結果が伴わなくても、やることの意味とか意義とかはある」

 

きっとライジングショットという技術も

最初は「できないこと」だったはずです。

普通の打ち方ではありませんので。

 

けれども、彼女はきっとそれさえも

「おもしろい」と感じていたはず。

 

そして、そこで折れることなく、

とにかく世界の頂点に立つために

練習し続けた結果、生み出されたのが

ライジングという武器なのでしょう。

 

私自身、とかく「できないこと」から

距離を置きがちです。

しかし、それが必要であるとわかっているなら、

やはりそこにチャレンジすべきではないか、

そんな気持ちに、伊達さんの言葉はさせてくれます。

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【編集後記】
昨日から何度も引退セレモニーの
動画を観てしまいます。
そして、観るたびに涙。。。
歳をとり、涙腺が
弱くなったのでしょうか。
スポーツものにはめっきり
弱くなりました。

【昨日の一日一新】
メルカリでカメラ本体売却

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❐石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。