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「準備力」を高めよう、という話です。

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落とし穴にはまる理由

それは「準備が足りないから」

“準備”というのは、
問題に入る直前の心構え。

たとえば財務諸表論。

有価証券の資料に
差しかかったときに
割引発行によって
取得した債券があります。

それを見つけたときに
「差額の性格が金利調整」という
キーワードがあれば償却原価法、
なければ原価法、というルートを
確認した上で問題を読み進める人と、
そうでない人では雲泥の差です。

「金利調整」というキーワードが
なかったから原価法か〜、
ついうっかり確認してなかったわ。

こうした失点は、ついうっかりの
ケアレスミスではありません。

問題に入る際の姿勢が甘いのです。

問題を解くというのは、一種の戦いです。

「準備力」を高めるには

問題をたくさん解くことです。

ここでいう“たくさん”とは
“多くの種類”という意味ではなく、
“多くの回数”という意味です。

問題の種類は、
講義で提供される
もので十分です。

それらを何度も解いて、
高さを積み上げるイメージです。

ある程度の高さを築くことで
類似問題への予測と反応が
速くなります。

最初に多くの問題に手を出すと、
すべてに対してうわべを
かすりとるだけのような
結果に陥りがちです。

なぜなら、一つひとつの問題に対して
繰り返し解き直すことができず、
じっくりと向き合えないからです。

“多くの種類”の問題を解くことが
無意味というのではありません。

いきなり“多くの種類”にあたることは
力をつけるという意味でナシかと。

まず一つひとつの高さを上げてから、
“多くの種類”にあたるべきです。

このあたりの手順を間違うと
成熟度合いに大きな差が出るので、
注意が必要です。

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【編集後記】
冒頭の写真は姫路城周辺の
あるスポットにときおり
出没するカワセミ。
動きが速い上に警戒心も強く、
なかなかじっとしていません。
このスポットを通るときは
オートフォーカスのモードを
あらかじめ設定し、キャップを
外して、右手にグリップした
状態で近づきます、自転車で。
見かけたら観察したいので、
「準備」は怠りません。

【昨日の一日一新】
かたやぶり
Facebookでの公開アルバム投稿

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❐ 石田修朗税理士事務所のHP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。