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一度休むことで力を貯めて、加速できるかもしれません。

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足かけ8年

税理士試験を始めて受けてから
最後の消費税法に合格するまで
計8年を要しました。

短いように思えたことはなく、
長いことかかったなぁという印象です。

一年に一科目ずつ受かればいいやんと
思いつつ、3回もロスしています。

1年目、簿記論合格
2年目、財務諸表論合格
3年目、法人税法合格

とここまでは予定どおり。

4年目の固定資産税でコケました。

5年目、固定資産税でまたもコケて
6年目、固定資産税合格

7年目はフラフラしていて
8年目で消費税法合格

7年目は受験から逃げて
フラフラとしていました。

が、結果的にこの年の存在は
大きかったように思います。

7年目の自分

5年目に講師の仕事を始めて
ようやく慣れてきたこともあり、
本当ならばしっかりと勉強に
向き合えたはずですが、
どうも気分がのらなかった。

可能であれば過去に戻って
「何考えてんねん」と
叱咤したいところですが、
それは叶わぬことですし、
今考えればそんなヌルい時間が
うまくガス抜きになって
8年目に気合いが入ったのかなと。

8年目はダントツぶっちぎりの成績で
駆け抜けてやりましたから。

自分が財表を教えていた生徒たちと
同じ教室で消費税を受講し、
同じテストを受けるんです。
負けてらんねぇ、という気持ちに
イヤでもなります。

むしろ、その作用を期待して、
あえて同じ授業に出ていました。

簿財同時に全国模試一桁にランク入りし、
財表の本試験でほぼ満点を取った
Iさんという方がいつも隣で
プレッシャーをかけてきます。
「先生、今のわかった?」とか。

楽しい一年間でした。

が、これを楽しめたのは
勉強にまっすぐに向き合えたからで
その要因の一つは前年の休息でした。

休みが転機になるかも

たしかに講師の仕事はやりがいもあり
時間をかけようと思えば
いくらでもかけることができます。

が、振り返ってみると
それを言い訳にして勉強から
距離を置いていたんだと思います。

疲れていたのでしょう。

特に、上位ランクに入り続けて
不合格だった固定資産税に
疲れ切っていました。

あのまま7年目にスイッチを
無理やり入れたとしても
きっとうまくいかなかったと
今はそう思っています。

継続すべきチャレンジを
あえて休むことでスイッチが
入ったわけですから。

だから、受験生のみんなに対して
「毎年頑張らなくてもいいという
メッセージがあってもいいのでは」
と思い、記事にしています。

もちろん、毎年頑張って早期で
合格するにこしたことはないです。

が、人にはそれぞれのペースがあります。

大切なのは自分の心の声を聞くこと。

疲れていたら、1年くらい休んだとしても
大したことではありません。

本当にやる気が起きないなら
一年くらい休んでから
継続か否かを考えても
いいと思いますよ。

生半可な気持ちで受かる試験ではないですし。

ひょっとしたらその間に経験したことが
人生の転機になるかもしれませんし。

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【編集後記】
昨日、1,100記事目でした。
投稿してから気づきました。
まだまだ試行錯誤の連続、
そんな悩みを吐露しに
2月5日は道場入りしてきます。

【昨日の一日一新】
nohana 再ログイン

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。