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逆あがりへの道は果てしなく遠いです。

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頑張りの源

「なぜ頑張れるか?」

それは、目標があるからです。
言い換えれば、
“その先が見えている”からです。

クリアしている人を見て、
クリアした後の姿を
想像できるからこそ
頑張れるのです。

鉄棒を見たときに、
普通に考えて
逆あがりをしようと
思わないですよね?
そして、そう簡単には
できません。

でも、学校の先生や
お兄さんお姉さんが
くるくると成功しているのを見て、
“自分もああやって遊びたい”と
思ってトライするんですよね?

冒頭の写真は、運動会での
アスレチックの一コマ。
3歳の息子は知らぬ間に
ぶら下がりができるように
なっていました。
保育園の先生に感謝です。

テニスだってそうです。
普通にラリーをしていて
トップスピンをかけたり、
アンダースピンをかけたり、
そんな発想はいきなりは
出てきません。

先人がそうしたショットを
駆使してラリーする姿を
見ているからこそ、
ボールの進む方向とは
違う方向にラケットを動かし、
回転を加えてボールを
飛ばすということに
チャレンジするのです。

最初は、アンダースピンを
かけようとして、
ラケット面を上に向けて
振り向いてアウトしたり、
カス当たりで全然
飛ばなかったり、
みんな失敗します。

だけど、アンダースピンの
ボールでラリーする姿を見て、
「それが可能なことだ」と
理解できているからこそ、
頑張って習得します。

わたしも、1年間かけて
バックハンドのアンダースピンを
なんとかモノにしました。

その継続の基となったのは、
周囲の姿を見ていたことです。

つまり、こうなれるという
“その先が見えていた”から、
失敗しても頑張れたんです。

川崎宗則選手

イチローに憧れ、海を渡った
プロ野球選手の川崎宗則さん。

彼はメジャーリーグと
マイナーリーグを往来
する日々を過ごしています。

今年のマイナーリーグも
終わりに差しかかったころ、
彼は6試合連続ノーヒットと
不振にあえぎ、目標である
メジャー昇格が厳しい状況でした。
しかも、左手人差し指は
骨にひびが入っているかも
しれないような痛みを抱えつつ。

そんな中、最終戦で
4打数2安打と結果を残し、
TVのインタビュー取材中に
監督室に呼ばれ、メジャー
昇格を告げられました。

試合を観に来ていた3歳の
息子さんも、お父さんの
喜ぶ姿を見て大喜びです。

そして、メジャー昇格を決めた
翌日、地区優勝を狙うカブスの
川崎選手は、9回に代打で登場し、
見事にレフト線を破る2塁打を
放ち、打点も記録。
「今までで一番勝負を懸けた
打席だった。家族も観に来ていたので
ヒットを見せられてよかった」と。
再びメジャーリーガーとして
一歩ずつ歩まれています。

彼は、海を渡る前は
福岡ソフトバンクホークスの
主力選手として3億円近い
年俸を得ていましたが、
もっともレベルが高いとされる
メジャー挑戦の意思は強く、
それを貫きました。

「マイナーにもまだまだ自分より
うまい選手はたくさんいるし、
ワクワクするよね」といった
彼の目はキラキラと輝いています。

彼にとっての目標はきっと、
より多くの年俸を稼ぐことではなく、
よりレベルの高い環境で野球を
することなんでしょうね。

そうでなかったら、
給料が激減するうえに
バスで15時間移動して
すぐに試合、といった
マイナーリーグでの
生活を続けることは
できないでしょう。

「なぜ頑張れるか?」

目標があるから、
その先が見えているから、
ですよね。

何事にも目標と道筋を

企業の経営者にとっても、
歯を食いしばって
頑張る局面が次から次へと
降りかかってくるでしょう。

そんなとき、明確な目標と
そこに至るまでの道筋が
はっきりと見えている方が、
踏ん張りが効きます。

今、何をすれば目標に繋がるか、
これが見えているからです。

目標や道筋が見えていない中で
ひたすら踏ん張ることは苦痛です。

“その先が見えているから”こそ
馬鹿力も出るってもんです。

税理士受験生も一緒です。

理論を覚えたり、計算パターンが
身体に染みこむまで反復したり、
それ自体は楽しくはないですよね。
(高得点を取れるようになれば、
ゲーム感覚で楽しくなりますが・・・)

合格したその先を明確に
イメージできればできるほど、
理論暗記もはかどり、
計算も反復練習にも
身が入ります。

だからこそ、受験生は
自身の中で理想とする
税理士像を思い描き、
また、ネットや書籍などで
“税理士”について調べ、
「なりたい姿」を
探究しましょう。

それは、受験勉強の一種です。

また、女の人の妊娠・出産時にも
そうしたメンタルは働いています。

どんなにつわりが辛くても、
出産が痛くても、
「これを乗り越えたらお腹の
赤ちゃんに会える」っていう
ことが明確だからこそ、
男性だったら気絶するとも
言われている痛みにも
耐えることができるのでしょう。

やっぱり、
“その先が見えている”って
大切なんです。

何かにトライするときは常に
“その先”を意識するように
していきたいですね。

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【編集後記】
う〜ん、なかなか進みません。
ただひたすら待つのみ、です。

【昨日の一日一新】
ヨーロピアンシュガーコーン
こよし

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■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。