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個人事業者が自力で経理を仕上げるために知っておきたいこと。
![T20F1076.jpg T20F1076](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/03/T20F1076.jpg)
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目次
個人事業者にある2つの顔
確定申告において
青色申告で65万円控除を
勝ち取るためには
複式簿記による経理が
必要となります。
手書きはたいへんなので
会計ソフトを活用すべきですが、
会計ソフトを使おうにも
何をどうしていいか
見当もつかないという
声を耳にします。
会計ソフトは現実に起きていることを
数値化してデータにするものです。
まずそのデータ入力の対象について
正しいイメージを持つことが大切です。
そこで、個人事業者という存在について
整理していきます。
まず抑えたいのが
個人事業者の
2つの立ち位置です。
個人事業者は、
事業者としての一面と
生活者としての一面という
2つの顔を併せ持つ存在です。
![スクリーンショット 2018-02-28 23.48.07.png スクリーンショット 2018 02 28 23 48 07](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/03/bd420a08eee0177c7031d83578740f8b.png)
そして、個人事業者が
青色申告のために
経理すべき側面は
事業者としての一面です。
生活者としての一面は
青色申告といっさい
無関係であることを
まずはイメージしましょう。
そして、青色申告の
データ入力の対象は
事業で生じる
“収入”と“支出”です。
つまり、青色申告で
見つめるべき対象は
この左側の部分になります。
![スクリーンショット 2018-02-28 23.48.21.png スクリーンショット 2018 02 28 23 48 21](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/03/2d9f83951d016eb47bd6fc6d7f240d9a.png)
この部分についてデータ入力するうえで
とても便利な科目があります。
それが「事業主貸」と
「事業主借」です。
この2つの項目はイメージが
捉えづらいところがありますが、
うまく使いこなせると
経理がとても簡単になります。
ということで、今日は手始めに
この2つの「事業主〇」について
案内していきます。
2つの項目のイメージ
事業主貸
中心に置くべきは
「イシダさんの事業」です。
「事業主貸」とは
「イシダさんの事業」が
事業者に貸したと
理解してください。
どこから?
事業の金庫(口座)から。
だれに?
事業者に。
貸したということです。
![スクリーンショット 2018-02-28 23.49.59.png スクリーンショット 2018 02 28 23 49 59](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/03/439b1730bba6fb7d42d7f2cf5108f32d.png)
事業主借
こちらも、中心には
「イシダさんの事業」を
置きましょう。
「事業主借」とは
「イシダさんの事業」が
事業者に借りたと
理解してください。
誰から?
事業者から。
どこに?
事業の金庫(口座)に。
![スクリーンショット 2018-02-28 23.50.05.png スクリーンショット 2018 02 28 23 50 05](https://ishitax-blog.jp/wp-content/uploads/2018/03/f2065077c1f0f0e80d4cf9dfa30d9353.png)
そう、読んで字のごとし、です。
事業主に貸す、
事業主から借りる、
そう理解していただければOKです。
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【編集後記】
今日は地元の納税協会で
確定申告の相談当番でした。
この会場は2年連続ですが、
やってこられる方はみなさん
手書きできっちりと仕上げて
こられます。
手書きだとときおりソフトでは
ありえないエラーが起こってたり
するので、気が抜けません。
【昨日の一日一新】
SOMA(中津)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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