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個人事業者が自力で経理を仕上げるために知っておきたいこと。
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目次
個人事業者にある2つの顔
確定申告において
青色申告で65万円控除を
勝ち取るためには
複式簿記による経理が
必要となります。
手書きはたいへんなので
会計ソフトを活用すべきですが、
会計ソフトを使おうにも
何をどうしていいか
見当もつかないという
声を耳にします。
会計ソフトは現実に起きていることを
数値化してデータにするものです。
まずそのデータ入力の対象について
正しいイメージを持つことが大切です。
そこで、個人事業者という存在について
整理していきます。
まず抑えたいのが
個人事業者の
2つの立ち位置です。
個人事業者は、
事業者としての一面と
生活者としての一面という
2つの顔を併せ持つ存在です。
そして、個人事業者が
青色申告のために
経理すべき側面は
事業者としての一面です。
生活者としての一面は
青色申告といっさい
無関係であることを
まずはイメージしましょう。
そして、青色申告の
データ入力の対象は
事業で生じる
“収入”と“支出”です。
つまり、青色申告で
見つめるべき対象は
この左側の部分になります。
この部分についてデータ入力するうえで
とても便利な科目があります。
それが「事業主貸」と
「事業主借」です。
この2つの項目はイメージが
捉えづらいところがありますが、
うまく使いこなせると
経理がとても簡単になります。
ということで、今日は手始めに
この2つの「事業主〇」について
案内していきます。
2つの項目のイメージ
事業主貸
中心に置くべきは
「イシダさんの事業」です。
「事業主貸」とは
「イシダさんの事業」が
事業者に貸したと
理解してください。
どこから?
事業の金庫(口座)から。
だれに?
事業者に。
貸したということです。
事業主借
こちらも、中心には
「イシダさんの事業」を
置きましょう。
「事業主借」とは
「イシダさんの事業」が
事業者に借りたと
理解してください。
誰から?
事業者から。
どこに?
事業の金庫(口座)に。
そう、読んで字のごとし、です。
事業主に貸す、
事業主から借りる、
そう理解していただければOKです。
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【編集後記】
今日は地元の納税協会で
確定申告の相談当番でした。
この会場は2年連続ですが、
やってこられる方はみなさん
手書きできっちりと仕上げて
こられます。
手書きだとときおりソフトでは
ありえないエラーが起こってたり
するので、気が抜けません。
【昨日の一日一新】
SOMA(中津)
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❐石田修朗税理士事務所HP
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石田 修朗
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