スポンサードリンク

明日をいい日にするために、「やる」ことに集中しましょう。

DSC07507

スポンサードリンク

経営者が目指すべきカタチ

「現場を離れること」です。

人を雇用して経営規模を
拡大する路線を進むなら、
最初にやるべきことは
「現場を離れる」です。

経営者は、経営者にしか
できない仕事をするべきで、
それは現場にはありません。

経営者が向き合うべき「仕事」は
「急ぎではないが重要な仕事」と
「変化への対応」です。

これらを実行するには、
現場は適していません。

なぜなら、現場には
「急ぎの仕事」が
あるからです。

現場にいると、確実に
それに追われます。

それが「仕事」である以上、
当然のことでしょう。

「急ぎの仕事」から
目を背けるくらいの
覚悟で挑まなければ、
ついついそれに時間を
使ってしまいます。

その結果、本来やるべきことに
時間が使えなくなります。

また、経営者が現場にいるかぎり、
現場の人間は育ちません。
従業員を育てようと思えば、
責任と権限を与えるべきです。

責任のみを与えて、権限は与えない。
そんな状態で、従業員が経営者並みの
意識を持てるはずがありません。

従業員を会社の戦力として
育てるのであれば、
経営者はいち早く現場を
離れることを目標にし、
それを実行すべきでしょう。

将軍は最前線で走るべからず

現場を知るメリットは
もちろんあります。

現場を知らなければ、
意思決定ができない
こともあります。

現場を経験していることは
大切ですが、現場に立ち続ける
必要性はどこにもありません。

現場に近ければ近いほど、
現場での常識という
固定観念にとらわれ、
視野が狭くなりがちです。

狭い視野で動いていると、
変化への対応が遅れます。

小規模なビジネスであれば、
多少その対応が遅れても、
(機動性が高いために)
致命傷を回避できる
こともありますが、
ある程度の規模まで
組織が大きくなると、
変化への初動の遅れは、
命取りになりかねません。

そうした変化への
アンテナを高く掲げ、
“これまでの常識”に
囚われることなく
経営していくためには、
現場の状況をいち早く
知ることができる
仕組みを構築したうえで、
自分自身は現場を離れ
戦況を俯瞰することに
集中することです。

そう、戦国時代における
将軍や軍師のような
立ち位置こそが
経営者が立つべき
位置なのです。

まちがっても、
蒙武将軍のように、
軍の先頭に立って
相手を蹴散らしに
いくようなことを
してはいけません。

「できる」と「やる」はちがう

ひとりビジネスでは、
すべてを自分ひとりで
やり切らないと
いけません。

やりたくない業務があれば、
それを受けない覚悟と
意思表明が大切です。

一方で、人を雇用する
スタイルであれば、
経営者と従業員とで
業務の分担が可能です。

このときに、経営者が
「できる」ことに走っては
いけません。

「やる」ことに集中する
覚悟が必要です。

そのためには、
「やる」ことで拓ける未来、
それを「やらない」ことで
到来する未来を直視する
必要があります。

人は、見えないモノに対して
力を振り絞るのは難しいです。

具体的にイメージできている方が
それに向かって進むことができます。

だからこそ、そのビジネスの
将来について、さまざまな選択から
訪れるであろう未来を予測し、
イメージを膨らませることが大切です。

熟練の経営者であれば、
直感的に先が見えていたり
するようですが、これから
ビジネスをスタートアップする
20代〜30代の若者には
この「未来の予測」は
絶対に必要です。

これがあることで、困難に直面しても
ブレずに突き進むことができます。

5年後のビジネス、というと
ぼんやりします。

これから5年後、キャッシュ、
つまりお金がどれくらい
貯まっているか、
どれくらいのお金を
ビジネスに投資できるか、を
シミュレーションするために、
「経営計画」を立ててみる価値は
大いにあります。

ただいま、というより365日
「経営計画」立案推進支援、
絶賛開催中です!

*************************************************************

【編集後記】
今日はキングダムの
44巻発売日ですね。
個人的には、
先頭で突進する
将軍が大好きです。

【昨日の一日一新】
弥生給与17

*************************************************************

■ 石田修朗税理士事務所HP

開業支援・経営計画支援の石田修朗税理士事務所

<ブログランキングに参加しています>

ポチッとしていただけるとうれしいです。

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村

<このブログのfeedlyでの購読はこちらをクリック下さい>

follow us in feedly

*************************************************************

The following two tabs change content below.

石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。