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“アズーリの至宝”ロベルト・バッジョの立ち姿は晩年も美しかった。
(2002年12月、ミラノにて)

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自分へのマジックワード

起業したり、資格試験にチャレンジしたり、
職場で新しいポストに手を挙げたり、
何か新しいことに挑戦するとき、
誰だって失敗することは怖いです。

しかし、失敗することを
おそれて挑戦を先送りしたら
得るものもありません。

最近特に意識するのは、
「自分が変わらなきゃ、
何も変わらない」って
いう当たり前のこと。

新しい何かを手に入れたければ、
きっと自分が変わらないと
いけないんですよね。

こんなことを書いていますが、
わたし自身は、非常に臆病で
いつも不安を抱いています。

しかし、そんなときに思い返し、
背中を押してくれる言葉が
わたしにはあります。

『失敗できる者は、挑戦する勇気のある者だけである』

えぇ、どこかで聞いたことのあるフレーズですよね。

おそらく、15〜20年前のフットボールファンなら
誰もが知っている言葉ではないでしょうか。

この言葉を意識するおかげで、
挑戦するハードルが少し
下げられているように
感じています。

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“アズーリの至宝”ロベルト・バッジョ

1998年仏ワールドカップ準々決勝

10〜20代の頃、世界(主にヨーロッパ)の
サッカー観戦に狂じていました。

そんな中、一つの名言に出会いました。

『PKを外すことができる者は、
PKを蹴る勇気のある者だけである』

この言葉は1998年にフランスで行われた
ワールドカップの準々決勝の後。
開催国フランスとの対戦で、PK戦の末に
敗れ去ったときに、最後にPKを外した
チームメイトのディ・ビアッジョに
かけた言葉です。

なぜこの言葉に魅了されたのか、
それはさらに遡ること4年。

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1994年米国ワールドカップ決勝

舞台は1994年の米国ワールドカップ決勝。

王国ブラジルとイタリアの対決となった
この試合は0-0のまま延長戦を終え、
決着はPK戦に委ねられることに。

イタリアはバレージとマッサーロが失敗。
ブラジルはマルシオ・サントスが失敗して
迎えた5人目。

先攻のイタリアのキッカーは、
“アズーリ(伊代表の愛称)の至宝”
ロベルト・バッジョ。

ゴールから11メートル離れて蹴る
この儀式において、世界でまれに見る
高い成功率を誇ったキッカーであり、
この大会、瀕死のアズーリ(イタリア代表)を
何度も死の淵から救ってきたオトコである。

このロベルト・バッジョが右足を振り抜き、
放たれたボールは無情にもゴールバーを超え、
ネットを揺らすことはありませんでした。

このときに戦犯のように叩かれたロベルト・バッジョが、
4年後の1998年に、同じく戦犯として叩かれかねない
チームメイトを守るために発した言葉です。

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“やらないリスク”を回避せよ

何も新しいことを始めなければ、
大きく失敗することもありません。
うまくいけば、現状維持で穏やかに
過ごすことができるかもしれません。

しかし、時がすすむにつれて、
挑戦すべきことが
見えてきたりもします。

そんなとき、その先にあるかも
しれない失敗をおそれ、
「やらない理由」を見つけ、
それを口実にやらないままにする。

わたしはどちらかというと、
そちら側の人間でした。
そんな自分が嫌いでした。

高校受験時も、大学受験時も、
本当はもう一つ上のランクを
狙っていたのに、成績的に
妥当なラインを選びました。

不合格という失敗を過剰に
おそれていたんですね。

リスクを冒して見事に
勝ち取った友人に対して
嫉妬しなかったと言えば、
ウソになります。

高校受験時代、父親に
「本当にそこでいいんか」と
一度だけ確認されたことを
今も覚えています。

きっと父は、息子が自分に
制限をかけていることを
気にかけていたのでしょう。

20歳を超え、いろんな人との
交流の中で、少しずつそうした
自分の嫌いだったところは
改善されていっていると
感じています。

「リスクを冒さないことが最大のリスク」と
かのドラッカーさんも言っています。

もちろん、手に負えないリスクを負って、
事業を消滅させ、家族を路頭に迷わせる
ようなことがあってはなりません。

が、手に負える範囲のリスクであれば、
失敗をおそれずに前に進んだ方が、
絶対に充実した生活をおくれます。

そのためにわたしは、
「自分へのマジックワード」を持ち、
失敗を“必要以上に”おそれない
ように気をつけています。

“失敗”したとしても、
“失敗できない者”よりも
絶対にかっこいいんです。

たとえDNSやDNFだったとしても、
そこにチャレンジされている姿は
すでにまぶしすぎるんです。

さぁ、わたしももっともっとがんばろう。

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【編集後記】
えらそうに書いていますが、
やると決めたことが
遅々として進まず、
焦りまくっています。
考えろ、考えろ、考えろ。

【昨日の一日一新】
安倍首相の演説

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。