登山家の栗城史多さんが命がけで伝えようとしたこと。

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挑み続けた山での永眠

栗城史多さんがエベレスト下山中に
亡くなられました。

死因は低体温症。

体温が下がると、セルフレスキューも
できなくなってしまう、登山時には
最もおそれるべき症状です。

〜追記〜

後日、死因は滑落によると
訂正発表がありました。

〜ここまで〜

栗城氏のお父さんがインタビューで
「最後が大好きなエベレストで良かった」と
発言されていました。

悪条件が重なったことが予想されますが、
8度にわたって挑み続けた山での永眠は
ある意味で幸せだったのかもしれません。

非難された言動

生前の彼は多くの賛辞を集めましたが
それをはるかに上回る痛烈な批判も
また投げつけられていました。

なかなか登頂に成功しないその姿に
「登山家ではなく下山家だ」といった
厳しい叱責が彼のSNSには
書き込まれ続けていました。

「単独登頂」や「無酸素」といった
表現が彼のスキルレベルにあっておらず、
簡単に使ってほしくないという
一部の登山愛好家の声も
理解できなくはないです。

しかしそれでも、ある意味で
ヒステリックといえるくらいに
粘着質な書き込みも目立ちました。
それはあたかも、
挑戦できていない自分への
苛立ちをぶつけるかのような・・・。

しかし、彼はそうした批判を受け止め
そしてそれを逆手にとって
「否定の壁への挑戦」と銘打って
さらなる挑戦を続けました。

その強さこそが、彼が批判を受ける
要因であったことはまちがいありません。

彼が挑戦を続けることについて
語った言葉があります。

「失敗は悪。失敗が怖い。できない。
だからやらない方がいい」という
否定の壁をよく感じます。
否定という壁が多くなれば、
挑戦だけではなく夢や目標を
持たせない世界になってしまいます。
成功の反対は失敗じゃない
本当の失敗は何もしないこと

成長過程の子どもは
まさに失敗の連続です。

公園の遊具でも、
最初はうまく扱えずに
まごまごしてしまいます。

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そんなとき、
すぐにやめそうになる息子に
「失敗は悪くない。やりたいことを
少しの失敗ですぐにやめる方が
ダメなことやで。
誰だって最初は失敗するもんや。
次は一緒にやってみよか」
と挑戦を促す自分の姿勢と
どこかダブるものがあり
共感していました。

失敗への耐性

「失敗への耐性」を強くするには
スポーツが最適です。

その中でも、テニスのような
道具を使うスポーツは
より適しています。
なぜなら、非日常の道具を
最初から巧みに操ることは
至難の業だからです。

当然、最初は失敗の連続です。
しかし、それでも練習を続けることで
できるようになっていく過程で
「失敗への耐性」が培われてきます。

そして「失敗への耐性」こそが
メンタルタフネスにつながり、
へこたれない姿勢を形成します。

長いようで短い人生です。
いちいちへこんでたら
もったいないです。

「成功も失敗も経験の一つ」と
やわらかな衝撃で受け止めて
心に大きな波風を立てないスキルは
きっとプラスに作用してくれます。

だからこそ、息子たちには
なんらかのスポーツで
「失敗からの成功」の過程を
積極的に経験してほしいと
思っています。

最後に

栗城史多さんのエベレスト挑戦は
最後まで成功しませんでしたが
それでも挑戦し続けたことは
彼にとって何かを成し遂げている
行動だったことでしょう。

少なくとも、わたしは
その挑戦する姿勢を見て
感じるものがありました。

山エンターテイメントとして
かつてない山の魅力の伝道師に
なりえただけに、
「無酸素」「単独」「未踏ルート」と
難易度をムリに上げ続けることを
選択しないでほしかったですが、
それはきっと彼のスタイルでは
ないのでしょう。
周囲の大人の事情もあったにせよ、
最終的にそこを選んだのは彼ですし。

長い挑戦の旅を終えて、
今は大好きだった地で
安らかに眠ってください。

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【編集後記】
昨日のネイチャーフォトでは
瞬時に判断できずに
悔やまれることが
たくさんありました。
「なぜああしなかった」
「これもやっとけばよかった」
こんな苦悩の連続です。

こうした経験を積んで
少しずつ腕を磨いて
カメラを思いどおりに
操れるようになりたいものです。

その悔しさを自覚するためにも
アウトプットは欠かせません。

【昨日の一日一新】
すなばソフト

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❐石田修朗税理士事務所HP

石田修朗税理士事務所[姫路]

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石田 修朗

1976年生まれ。B型。姫路出身。 (雇わず、雇われずの)“ひとり税理士”として活動中。テニスとカレーを愛する、二児の父です。経営者の不安を安心に変えることにこだわっており、脱力することと手を抜くことのちがいを意識しています。